◆小耳書房◆
小説・漫画・ラノベ・BL、読書レビューを中心に、
ぐうたらアラフィフの呟きと呑みと音楽のblog。
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ブックマートの金狼/杉井光/NOVEL0
評価:
Array KADOKAWA / メディアファクトリー --- (2016-02-15) |
新宿三丁目の『くじら堂書店』の店長を任された男・直人は元・トラブルシューターという顔があった。本屋の仕事にどっぷりはまっていたが、アイドルの危機に手を貸すことに…。
nanacoさんの感想が面白そうだったので買ってみました。
物語のジャンルでいうと好きなタイプの話です。
五條さんほどシビアでなく、ちょっとIWGPなところも好きですが、
噂に尻尾が付きまくって伝説になったというより、30そこそこなら、
体力がヘタレでも、鼻は利かないとおかしいんじゃないかなと思ったり。え? それは理想すぎですかね。いやいや、クセのありそうな、昔の仲間はちらっとしか出てないけど、もっと期待できそうな感じじゃないですか。
それとも、ヘタレ押しなのか?
新宿三丁目で本屋ってのは現実無理だろうと思うところもあるし、しかしそこが職場なら、ヤバそうな道とか一般でもわかるだろ。ヘタレつーよりユルすぎだろとか、ちょっと思った。
それでも、スピーディな展開と周りのキャラが面白そうなので、続編は読みたいかなと思います。
表紙、二人いるのかと思ったけど、裏オモテってことですかね。
吉村さん、おばちゃんだと思ってたけど、地味めながらも案外かわいー子なのかもしれない
僕は君を殺せない/長谷川夕/集英社オレンジ文庫
クラスメートの代わりにミステリーツアーに参加することになった『おれ』。目隠しされてバスで連れてこられた場所で次々と参加者が殺されていく。『おれ』はなんとか逃げ延びたが、逃げきったのではなく、監視されているような…。
なんとも逆らえない感じの押しかけ女房、レイちゃんと半同棲している『僕』。レイちゃんは、廃遊園地にまつわる怖い話をよく聞きたがる。『僕』の周囲では葬式が相次いでいて、ちょっと話すのもつらいのだけど、彼女には逆らえません。
ホントに、一人称増えたよね。 『僕』だろうと『おれ』だろうと、たとえば社会的TPOで俺っていったり、私っていったり使い分けはあるのだから、明らかなミスリードを誘う雰囲気にはうんざりですわ。
そんでもって、帯の過剰なコピーもうんざりですわ。
感情やら理屈やらなんらかのタイトルを超えるものを期待して読んだ私がばかだったのか?
今年『何者』も読みましたが、売れてる本に共感できなかったのは2度目ですわ。
つか、短編が一冊になってたら、関連かと思うじゃないか。
なんの関係もないなら別ですって、言っといてくれないかな。
無駄な文字数読み過ごしましたって感じです。
間違って二度と買わないように、酷評でも書き記します。
あと、オレンジ文庫は二度と買いません!
美味しい魚が食べたいんです
久々に会う友達がいて、まー呑みとなると好み合わせますよね。
酒はなんでもイケるんですが、まー酒を飲みだすと料理食べない人間なので、
誘う相手の好みに合わせて飲み屋はえらびます。
出身地が魚が美味いとどこへいっても魚を食してみたくなるという方は多いようです。
彼女とは旅行もしたりしましたが、その傾向を知ってます。
そりゃ、魚美味いだろうよ。という県でしたので、
魚が美味い店じゃないとダメっすよ。
おもてなしってそういうことですよ。
あと、「暇は作るものだ」という某バンドの歌詞にもっともだと意気投合したくらいなので、
彼女との約束に「仕事で遅れる」ってのはあってはならないのですよ。
つーことで、就業時間にばっちり終わるように仕事をこなし、5分前から準備し、
完璧に待ち合わせに間に合うように整えましたw
お刺身三点盛りを頼んだら、おまけで4品になってました。
肉厚なのにアブラがのってて噛みごたえもあってうまい魚でした。
あと、これ! 炙りしめ鯖。
やばいっす。
目の前でバーナーで焼いてくれるので興奮します。
アブラが飛んで、うま味が増すのが目に見えるようです。
ってこれはホントに美味かった。
あと、サラダ、お遠しは生しらす。
で、結局ほぼ半分食べることはできずに2/3くらいお任せした感じですが。
酒もいろいろありました。
てか、焼酎。知らない銘柄が結構あって、二人でいろいろ楽しみました。
結局、「味として残る」香ばしいだの、フルーティだのがないと
匂いじゃ焼酎もわからんなって結論でしたw
お互いブラックカイシャをやめて、それぞれの働き方を見つけたわけですが、
こうして会って、いいペースで酒が飲めるって楽しいなと思いました。
馬肉ってこんなに美味しかったの?
店の前に馬が鎮座しているちょとおしゃれなワインバー?
馬? サクラ肉?でハンバーグってあるの?
ってことで入ってみました。
馬肉でのハンバーグ。
ホントでした。
そして6種類のハンバーグ。
夏だし、まずは和風おろしかなってことで頼んでみたら。これ!
和風ソースをかけるとジュッワーと湯気とともにおいしそうなにおいが飛び散ります。
うっま。
馬だけに、うっま。
サラダも一品も、スープもそして、いぶりがっこも薄さも私好み。
めっちゃうまかったです。
炭水化物炭水化物はよろしくないですが、パスタもこれ、うまかったんですよ。
まぁ、会社帰って「めっちゃうまい」って周りに宣伝しまくって、絶対ヘビロテですわーっていってた通り、
たまんなくなって翌週やっぱりいきました。
今回はデミグラスソース。
これもやっぱりうまいよ。
夜も行きたいなぁと思いながら、じゃ行くかって行ってみると入れません。
金曜日は予約が必須みたいです。
でもいいんです、私はランチで満足してっから。
これっすよ。
カルビです。馬にもカルビがあるんですね。
ちなみにハンバーグは1000円ですが、
カルビは1200円です。
それでも食べたいでしょ、食べるでしょ。ってことで満喫しました。
下の玉ねぎ、もやしがいいアクセントですね。
同僚に誘われていきました。
湯島一お薦めランチといったら、やっぱり私はここを上げるなぁ。
これも美味かった。
850円だったかな?
週替わり、だから、来週も行こう♪
8月に読んだ本(2016年)
実家のわんこが具合悪いんですね。 今年の初めにレントゲンとか、別の病院とかで診てもらって脾臓やら膀胱結石やらいろいろ見つかったんだけどね、
手術もできるけど、確実に助かるとは保証できないって言われてね。
石がさ、小さいので全部取り除けるとは言い切れないし、
なにより麻酔がね。
一回ヘルニアで手術してるんだけど、それ以来足が震えるようになってね。
歳だし足腰弱ってるのに、これ以上身体に不便が残るのかわいそうだし、
なにより保障もないのに怖い思いさせるのもね。
手術は見送った結果、やっぱりおなかは張るし、
血も出るしね。
動くと痛いときがあるのか、あまり動きたがらないし、
家族が触れることにも敏感になって、ね。
かわいそうです。
餌も薬混ぜたり、それ用の餌だったりするので、
匂いかいだだけで食べなかったり、
トイレしなきゃいけないから散歩もしなければならないし、
でいろいろ触れようとすると威嚇したり。
結果噛まれたってことになって、みんな傷跡がありましたw
餌たべないのでごはんのときに寄ってくれば与えることもできるのに、
ちょっと前まではおねだりしてたくらいなのに、
おなか減ってるだろうに、それもしないということで
心配になって週末実家に帰ったりします。
不思議なもので、電話を掛けると鳴る前に「私だ」とわかるかのように吠えるそうです。
ほかの人からだとそんなことはないのに。
「来るってよ」って伝えてしまうとずっとリビングから玄関が見えるドアの前に行ったきりになってしまうので、メールで伝えて当日まで黙ってないと、
ホントに期待させてしまうらしいです。
だから、帰る時がつらいんです。
激しく泣きまくるので。もう、漢字はこっち←で正解ってほど
こっちが泣きたくなる鳴き方をします。
帰るときは一緒に駅まで妹の自転車かごに乗せて、駅で「バイバイ」って手を振って別れるのが定番になりました。
わからせないと探してしまうらしいです。
行くときは近くの駅まで、お父さんに車で迎えに来てもらうのですが、
助手席に座ってまってます。
後ろに乗り込むとイスの間から鼻先を出してきて、寄りたがります。
抱っこして、家の中に入って、リビングにいくまで、
興奮してるのがわかるくらい足取りも軽く先導してくれてましたが、
今は先を歩くのがやっとですね。
玄関上がる前、前足伸ばして、抱きつくようなしぐさもしてましたが、
ヘルニア以来つらいらしく、最近はしないですが、
家族にはそんなことしないのでうらやましがられたものです。
座っていると横にきて、私の手を鼻先で持ち上げて「掻いて」ってしぐさをよくします。耳の横が気持ちいいみたいです。
そこに満足すると「今度はこっち」みたいに、自分で体を動かして、ねだります。
疲れるのでちょっと休むと「どうした?」って顔で見てきて、
続けないと鼻先で持ち上げてまたねだるんです。
それは私じゃなくても家族にみせてたのに、今ではしないようです。
事実上、噛みついてしまったのが申し訳ないのか、
それがまた、やっぱり痛いところを触る人たちだからとか、思っているのかわからないけど、警戒しているようです。
ってことで私が触ってやると、大丈夫だよねって納得するのかおだやかになるようです。
ごはんも食べてると寄ってきてねだります。
「最近みてなかったねー」としみじみしながら、わんことじゃれることに必死な家族でした。
ちょっと、これ書くだけで涙ぐんでますが、
あとどれだけ一緒にいられるだろうと、考えながら。
できるだけ、そばにいてやりたいなと思うのでした。
ってことで、実家に帰るが、老犬なので寝るのも早。
妹おススメの漫画を読むのが習慣ですが、なにしろ私、漫画読むの遅いんですねぇ。
つか、12時過ぎるまで酒飲んでるから読む時間もそんなないですけど…。
なんか、おススメされるものは最近アニメ化だったり、映画化だったりするので
一般的というより、いいというアンテナが最先端だぜぇみたいな。
一般的に売れてても、読む気にならないもののほうが多い私ですが、
「これ面白い」と思ってしまうから「やるな」と思ったり。
最新刊まで読み切れないのが難点ですが。
2016年8月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1582ページ
ナイス数:75ナイス
朝とミーチャ 1 (Dariaコミックス)の感想
絵がキレイで癒された。否定から始まったとしても、ちゃんと、二人とも答えを見つけて、二人で幸せを感じてほしいものだ。痛そうな展開が待ってるみたいだけど、、、でも楽しみ。
読了日:8月28日 著者:ビリー・バリバリー
僕は君を殺せない (集英社オレンジ文庫)の感想
「二度読み必至」は絶対ないなぁ。嫌いなタイプの小説です。トリックではなく登場人物を整理して書かれてないだけじゃないのかな? 一人称の小説、増えましたね。客観性とかないほうが絶賛される世の中になったのかしら? 帯が過大なのか、もう出版社が信じられない…
読了日:8月22日 著者:長谷川夕
不機嫌なモノノケ庵(4) (ガンガンコミックスONLINE)の感想
安倍くんの子供のころか、たいした昔じゃないだろうけど、主になるまでのいろいろが深そうだな。妖怪って目的がわかんない分、やっぱファンタジーに捉え易いが、それなりに重いもんもあるって覚悟しとかないとかもね。
読了日:8月14日 著者:ワザワキリ
不機嫌なモノノケ庵(3) (ガンガンコミックスONLINE)の感想
モジャ戻ってきてくれたのね。嬉しいわ。かわいーわ。安倍くんにもなついてるしいーこね。なんかファミリーっぽくなってきて、ますますほほえましい。
読了日:8月14日 著者:ワザワキリ
不機嫌なモノノケ庵 (2) (ガンガンコミックスONLINE)の感想
五歳のおつかいー。やっぱ見守ってたのね、五歳だもんねwwそして隠世、人も行き来できるのね。「バケモノのこ」みたいな世界?観てないけど、メルヘンだなー。
読了日:8月14日 著者:ワザワキリ
不機嫌なモノノケ庵 (1) (ガンガンコミックスONLINE)の感想
モジャかわいー。つか妖怪がかわいー。芦屋くんのユルさとアホさと乗りのよさ、そして性格の良さ、不機嫌で怒りっぽいけど芦屋くんの気持ちを無視できない安倍くんもいいこなんだ。つか、高校生か、びっくりだ。テンポよくてたのしい。
読了日:8月14日 著者:ワザワキリ
きのこいぬ 6 (リュウコミックス)の感想
産休だったんですね。おめでとう。そして、戻ってきてくれて良かった。久々にほのぼのした気持ちになった。そして泣けた。ほたるくんホントいいこだし、だから、「ありがとう」に心洗われる。そして続きがめっちゃ気になる。
読了日:8月13日 著者:蒼星きまま
ReLIFE6 (アース・スターコミック) (アース・スターコミックス)の感想
教育係の先輩が会社で自殺。それはトラウマにもなるかもね。ブラック会社の後輩にヒーロー扱いされても期は晴れないと思うけど…。鈍感オーガもついに青春かー?
読了日:8月12日 著者:夜宵草
僕だけがいない街 Another Recordの感想
ケンヤの達観した感じは悟とは別の地軸というか、次元からの干渉があったりするのか、漫画を読んでて想像を膨らませたキャラなので、これは読まねばと思って購入しました。八代の酔いしれきった文章つか(手記だからしょうがないだろうけど)辟易しつつ、「スパイス」って何だろうと思って一気に読み終わりました。なんとなく、漫画に肉付けされたような満足感はありました。
読了日:8月7日 著者:一肇