片雲さくら

ティラノ作ってみる!

ティラノザウルス

やることないとスマホで一日終わってしまうような。
依存してるとは思いたくないなということで、手作業できるかなって感じで。
世界堂で見つけて買ってみた。

アルミで出来てる恐竜です。
どうよ、これと同僚に見せたら、
「ゾイド? ゾイド? …ゾイドじゃないんだ」
え、まぁ、フツーに恐竜ですんませんって気分になってちょっとテンション下がったが。

作りだしたら楽しいのさ、これが。
学研なんだね。
つーことは子ども用? でも小学生にはちょっと難しいのでは? と思った。
だってドライバーとかナットとか書いてあっても説明ないし。
結局指で簡単に折れるってのはわかったけど、なんか、工具を使ったらもっとキレイにできるのではないかと思うととりあえず調べてしまうではないか。
改訂版ということで、恐竜のことをちょこっと知れるブックレットはついているものの、組み立てに役立つ情報はついてないところが、大人メ全な気がしてならない。
ティラノザウルス4時間くらい、ですかね。
アルミのとがった部分を気になるなら削ってね、ってのは結局、子どもがソレで怪我して、だからいったじゃん的なニュアンスを残しているだけのような、ま、それは企業からしたら必要だろうけど。
サンドペーパーがついているので、磨くよ。
案の定、磨くと摩擦跡がついて、カッコ悪い。それはま、内側にするしかないねえ。

ま、暇つぶしにはもってこいですね。



ティラノザウルス出来上がるとやっぱり嬉しいね。
ええ、なんか、かっこいいす。
手、手なんすか。前足というにはついても役に立たないと思うし、かといって、手というには…
だってこのスケールであってるならこの手で口に獲物を放り込むには結構な苦労よ。
とどかないでしょ。
焼き鳥も食えんよ。
尻尾でなぎ倒して、気絶してる間に食っちゃうみたいな?
手は添えるだけ? 届く? 添えられる?





出来上がりを堪能し…堪能つーか、かなり、そんなことを考えて時間をつぶしましたね。
はい。
 


TOPへ
片雲さくら

光あれ/馳星周

評価:
馳 星周
文藝春秋
¥ 1,512
(2011-08)

原発のある厚賀市。恩師の死により同窓会に出る羽目になった徹は離婚の危機にあった。中学時代サッカー部で親しかった昌也、その日話し、海まで車を流したがその彼が事故った現場に出くわしてしまう。
思い起こされる、サッカーにむちゅうだった中学時代、サッカーから離れた理由、ミズの女、そして原発の街に縛られる理由と、つきまとう死の影―。

 

ま、引越し貧乏だし、故郷ないし、学校でも会社でも「ここが居場所」と思ったこともない私にとっては、街に縛られる気持ちはさっぱりわからん。
金持ちや、有力者、学力、その他の武器、人にはいろいろあるだろうが、その土地でダメだと思ったら、外へいけばいいのではと思うのは育った土地によるものなのか。夢を見てはいけないのか、みる力もないのか、「ここでダメなら、外なんてもっとダメ」と思わせる縄はなんだったんだろう。

 

むしろそんな納得しがたい理由で無理やり、その街に自分を縛りつけようとしてる気がしてならないが、案外、原発のせいでまとわりつく死の影に、あわよくば、巻き込まれてしまいたいとでもいうような絶望に魅入られているような感じがした。
別に希望もないのなら、水の女とアレがあうってだけで、溺れていればいいものを、自分を律するために、幸せにしなきゃいけない女というか、突然現れたコマを利用して、結婚して「頑張れる自分」を作ろうとしている男の物語みたいな。

 

幸せにしようと思う気持ちには、愛しさがないということにぞっとする話だった。
「醜かった」
ただ、攻め立てる妻に対する素直な感想が怖い。
ヒモになるのがあってるような、クソ男だが、それでも娘は可愛いのか。だったら、醜くなろうとも、守ろうとした女の元へ戻るしかないのだろう。 過去や原発が原因ではないと思う。ただ、人はいくらでも、その
せいにしていいわけしながらもくいしばることはできる、、、のだろうか。

 

江戸の大震災のあと、3週間後にはたくましくも、あちこちから資材をかき集め、長屋が完成したという資料がある。大火の多かった江戸時代、一時的な避難所はできてもどんな規模でも一年後にその避難所で過ごす人はなかったという。
「3・11が起こる遥か前、原発の町で暮らす人間を笑顔うと思い立った」と帯にある。
すがりついてでも、見いだせる「光」がそこにあるというならそれを応援しようと思うが、本当にそれは光なのか? 扉をあければ、窓を少し開ければ、と思ってしまうのは体感してないからなのか、それを傲慢と言うのかわからないけど、なんだかなぁと。。。
うん。

 

 

人気ブログランキングへ ポチっとお願いします
TOPへ
片雲さくら

6月に読んだ本(2014年)

健診がありまして。
ダイエットなんかしても続くわけがないので、悪あがき程度に半身浴3時間とかしたり。
必要なのは本ですよ、読書ですよ。
3時間じっとしてることなんてできないですからね。

それでもやっぱり毎回同じような結果だったりするのよね。
ええ、貧血と中性脂肪で「要医療」。
笑えるのが注意すべきことをとか、食べたほうがいい食品とかが、否定しあってることですわな。デブになりたくないなら貧血は我慢しろってことか、貧血を治したいならデブになるのもやむを得んといってるのか、よくわからん資料を貰う。
でも改善する気がない、つーか、日の終わりに酒のまずに居られるわけがないので、そもそも。
アル中になったら、考えよう。



2014年6月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2088ページ
ナイス数:58ナイス


竹書房漫画文庫 かいしゃいんのメロディ 3 (竹書房漫画文庫 OT 3)竹書房漫画文庫 かいしゃいんのメロディ 3 (竹書房漫画文庫 OT 3)感想
再読。そうそう、2000年問題とかあったなぁと思いだす。時々時事ネタでてくるのはネタ切れなんだろうか、と思ったが読み返すと懐かしいね。
読了日:6月29日 著者:大橋ツヨシ
(漫画文庫)かいしやいんのメロディ2 (竹書房漫画文庫 OT 2)(漫画文庫)かいしやいんのメロディ2 (竹書房漫画文庫 OT 2)感想
再読。そうそう、左右さんちのネコがね、好き。
読了日:6月29日 著者:大橋ツヨシ
かいしゃいんのメロディー 1 (竹書房漫画文庫 OT 1)かいしゃいんのメロディー 1 (竹書房漫画文庫 OT 1)感想
再読。無性に読み返したくなった。うずが好き。ああいう人が会社にいたらなと思う…
読了日:6月29日 著者:大橋ツヨシ
北斗の拳 イチゴ味 2 (ゼノンコミックス)北斗の拳 イチゴ味 2 (ゼノンコミックス)感想
林先生(今でしょ)があまりにも熱く語ってたのでつい読み返したくなったので本屋に行ったらこれがあったんで読んでみた。週刊誌の最後に4ページくらいある程度なら盛り上がれるかな。連続で読むと疲れる。
読了日:6月25日 著者:行徒妹,河田雄志,原哲夫,武論尊
おやすみなさい、また明日 (キャラ文庫)おやすみなさい、また明日 (キャラ文庫)感想
あとがき読んで納得したけど、最後まで書いてくれて読んでて嬉しかったし、泣けてきた。いい話だという以前に、「前向き」「頑張れ」って言葉に疲れた人に癒しのセリフがいくつもあって震えた。初読みの作家さんだけど、BLにこだわらず色々書いて欲しいと思った。
読了日:6月22日 著者:凪良ゆう
鬼の王と契れ (キャラ文庫)鬼の王と契れ (キャラ文庫)感想
うーん、使役とか「鬼怖い」とか説明が繰り返しでなんかノレなかった。もっとかっとんでるのかと思ったけど…残念。
読了日:6月21日 著者:高尾理一
光あれ光あれ感想
地方都市と原発。引越し好きの私には「土地」にすがる理由や故郷という思いはわからないけど、鬱屈としていく気持ちや背景がなんとなくわかる気がしてぐいぐい読ませるものだった。結婚は感情より決意だったこの男にとって、「醜かった」というリアルな感想はラストへの引鉄になっているのかと思うとどれだけ無様になっても、元の鞘に戻るべきと思う。
読了日:6月20日 著者:馳星周
文豪ストレイドッグス -1 (カドカワコミックス・エース)文豪ストレイドッグス -1 (カドカワコミックス・エース)感想
発想は面白いと思ったけど、戦いシーンがチンケ。それぞれの文豪様の深いことや私生活や、あるあるやトリビアなんかがちりばめられてるかと思ったけど、そんな立派な話ではなさそうだ。まだ『放課後のカリスマ』の方がいいかも。
読了日:6月8日 著者:春河35
積木の恋 (プラチナ文庫)積木の恋 (プラチナ文庫)感想
話は詰まらないし、学歴あるけどバカっぽい加賀谷。退屈だろうなと思う反面、どんな理由だろうと揺るぎなく支えようとする誠意を感じてしまう。甘え慣れない蓮がそんな平凡な生活にさえ根を張る気がない謙虚さにもなんだか泣けてきた。特別ステキで幸せってな話ではないけど、素直に響く話だった。
読了日:6月1日 著者:凪良ゆう

読書メーター

人気ブログランキングへ ポチっとお願いします




TOPへ
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< July 2014 >>

rss atom 管理者ページ
Selected Entry
Recent Comment
Recent Trackback
Categories
Archives
About
 
Recommended
無料ブログ作成サービス JUGEM