片雲さくら

アラフォーは35歳から49歳までだから!

今月何度目か(笑)の誕生日祝い(つーか飲み会ですけど)をしてもらって、
おさらばアラフォーと言った私にそんな言葉を投げられました。
そうですか、49歳まではアラフォーですか、ならまだ頑張れそうです。

つーか、昔の人ならもう老成して「人生とは…」とか語ってるだろう年になってもまだ転職しようかと思ってる自分を思うと、ダメ過ぎじゃないかと思ったりもするし、面接する人も当たり前のように、「何故?」って聞いてきたりするけど、やっぱり満足できないという想いは飾れない。
いいじゃん、それを向上心と言おうと。
堪え性がないと片付けようと。
人の勝手。
まだまだ、いろいろな人に会いたいし、いろんな仕事を見てみたいし、なにより自分のできることにピリオドを打ちたくない。

これしかできないと極めることはスゴイことだと思うけど、
まずそういうことには出会えないものだし。
自分じゃなきゃできないと思うことは覚悟がいるだろうけど、そう思ってるのは自分だけだったりするし、案外、いなくてもどうにかなってしまうのが世の中だから。

ま、ハローワークにいけば、選らばなければ幾らでも仕事はあるぞと言われるし。

それでも可能なかぎり、選んでいきたい。


金曜日。
新宿御苑でランチ。
新宿御苑
人だけでいうとすごくいい人もいる職場なので、
気軽にランチに誘ってもふたりっきりでも来てくれるお兄ちゃんとお弁当食べました。
スゴイ人出でしたけど、まだ桜は咲き始めた程度。
新宿御苑中にはこれほどに咲いてるのもあって。
シャボン玉や、子どもの声が弾ける中、まったりとお弁当食べました。
失敗したとかいう玉子焼き(ナンプラー味)を食わせて貰った。
オイオイオイオイ、手料理食っちゃったよ!
と、心の中で一人のたうちまわってたんだけど、
来週も晴れたら行こうね♪ と約束し、それを励みに頑張る私。


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片雲さくら

嫌な女/桂 望実

イソ弁になって、遠縁の夏子からの依頼を受けた徹子。小学一年の夏休みに祖母がお揃いで作ってくれたワンピースを夏子にズタズタにされた。「私の方が似合うから」そんな理由だった。
夏子と結婚して暮らすためのマンションを購入した男が訴えたのだ。親を騙してまで購入資金を作ったのに、別れるなんて。と。
夏子は嘘もつくし、金にも汚い。大して美しいわけでもナイスバディでもなく、それでも自分を魅せることに長けている夏子には男が寄ってくる。何歳になっても、彼女の周りには人が集まり散って行く。弁護士の徹子のところへ、セミリタイアするまで、腐れ縁のように騙しだまされ弁護の依頼が舞い込む。

 

有吉佐和子の『悪女について』、あれに似てるのかなと思ったけど、そこまで完璧でもなく、しかしよくいる、まさに嫌な女でした。悪女とまではいかないかなってのは、詰めが甘いところと、どことなく騙されたと訴えていた男たちでさえ、憎み切れない理由を可愛いとか淋しかったからとかだけでなく、なぜかいい気持ちにさせてくれたり、夢を与えてくれたりと楽しい思い出もあったからで。
それのどこが可愛いんだと女である私は思ったりするが、「なっちゃんは長靴履いてきたよ」と言われたりすると、ああ、そんな気遣いもない時点で負けてたりするんだって、軽く屈辱を覚えたり。
確かに、つまらない男にさえ夢を見せる能力や、一緒に楽しもうとする気持ちは私にはないので、目的があるにしろ、差別なくその周りにいる人でさえも幸せにできる能力があるというのは立派なことだ。嫌なことしてんのにね。一時的なのにね。

 

よくいるアレだ。会社とか学校とかで、ムカつくやつとか、キモチワルイやつほど話題にしてしまう。常に話題の的。気にならないっていったら嘘になるほど、ヤツは今どうしてるって常にだれもがきにしてしまうような存在、いいところもあるんだよって言われてびっくりしちゃうくらい、悪い面を聞きかじっては、「今でもそうなの?」と喜んでしまうような。そんな気持ちはよくわかる。

 

それにしてもほぼ、彼女が話題の中心である話ではなく単なるとっかかりで、主に徹子の心情や、弁護士としての成長ぷりやまたその事務所の人間や家族なんかが、比較のためというよりほぼだったので、なんの訴えだっけ? と冒頭を忘れることしばし。
「弁護士としてのやりがいは」夏子だったら嘘をついてでも若者に希望や意欲を持たせるだろうに、アンタ、なにが楽しくて一生弁護士だったの? と聞きたくなるほど、周りを気にしない徹子、どっちが好きかって言ったら夏子のほうなのかな? と思ったり。

 

弁護士として遺書作成に携わるようになったというのはよい話でした。泣けた。みゆきさん、安らぎの人だった。好きだった。
紀伊国屋で昨年売れた本のベストテンに入ってたけど、なんだろう。週刊誌のシリーズルポを読むような、そんな感じかな。感動を求めたら多分騙される。

 

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片雲さくら

2月に読んだ本(2014年)

湊かなえを初読みしました。
なるほど面白いと思ったけど、最近の人ってホント一人称多いのなんで? とか思ったけど、タイトルがタイトルだからそれはそっかと納得した。
別の作品も読んでみましょう。

2014年2月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:926ページ
ナイス数:88ナイス
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)感想
それ言っちゃ道徳にイカンだろうと思ってることをスパっと、まさに告白だと思った。復讐といっていいかわからないけど、仕返しするならだれが巻き込まれようと達成するって思いだったのかしら。巻末は不要。
読了日:2月23日 著者:湊かなえ
さんかく窓の外側は夜 1 (クロフネコミックス)さんかく窓の外側は夜 1 (クロフネコミックス)感想
日本語不自由なの? それわかるまでかみ合わない感じで話に入れませんでした。ホラーなネタが読みたくて買ったんだけど。もう一回読んだら面白いと思うのかな?
読了日:2月23日 著者:ヤマシタトモコ
マジックメールチョコレート (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)マジックメールチョコレート (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)感想
好みだと思ったキャラが17年モテないヤツだなんてw 全体に薄味な感じでしたけど、内容が富んでてよかったかな。
読了日:2月20日 著者:ゆき林檎
【Amazon.co.jp限定】抱かれたい男1位に脅されています。 描き下ろしイラストカード付 (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)【Amazon.co.jp限定】抱かれたい男1位に脅されています。 描き下ろしイラストカード付 (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)感想
ドSと下剋上。前作とほぼ同じ内容で期待はずれ。エロシーンが見たい人用かなーと思うとAVみたいなもんに内容が薄っぺらいとか文句いってる自分がアホっぽく思えますねぇwもう買わないwww
読了日:2月15日 著者:桜日梯子
フェイク (角川文庫)フェイク (角川文庫)感想
ビミョーに現代なのか古いのか…。繁華街というか夜の町と犯罪はやっぱり時代背景がきっちりしてないと面白さが伝わらない気がする。金に対する感慨もどのキャラとも合わないからか、入り込めなかった。競輪と競馬じゃ違うだろうけど、柴田よしきの「ラスト・レース-1986冬物語-」の方が断然スリルと緊張感もあったなぁ。
読了日:2月14日 著者:楡周平

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