片雲さくら

イタリアン? な飲み屋さん ぴあぴあ

新しい会社はいろんなことでダメダメですが、女性陣はいい人ばかりで、そこが唯一の救い。
お住まいが近いということで、地元で呑むことになって、一度行ったイタリアンのお店が安くておいしかったというので、こちらで呑むことにしました。

ぴあぴあ_カルパッチョ本日のカルパッチョと、枝豆のぺペロンチーノ。¥294

枝豆、手がベタベタになるのが難ですけど、美味しかったです。
カルパッチョ、この日はサーモン。¥630


イタリアンはここまで(笑
イタリアンと書いてあったけど、殆ど多国籍メニューでなんでもござれな感じでした。

ぴあぴあ_ローストビーフローストビーフサラダ。
¥609

二人でちょうどいいサイズですかねー。
4人くらいになると、一口ずつになってしまうだろうから、ちょっと物足りないかもですね。


ぴあぴあ_山芋ステーキ山芋ステーキ。
¥399

シンプルだけどおいしい。
山芋のステーキ好きなんですけど、だいたいハズレるんですけど、
これが正解です。
一瞬でなくなりました。



ぴあぴあ_フルーツ盛りフルーツ盛。
¥451

普段の私なら頼まないですけど、気が付いたら注文されてました。
優柔不断なうえに、あれば摘まむ程度の私には、これくらいしきってくれる方も有りがたいのかもしれない。



ビールはグラスごとキンキンに冷えたままくるので、大変おいしゅうございました。
一杯¥305

気が付いたら6時間もいたらしいです。
会社の愚痴やら、ゲームの話やら色々楽しい話ができてよかったです。
彼女は今月で辞めることが決まってますが、私もすぐ辞める。
でも地元なので、また呑みにいけると思うと、有難いですねぇ。



関連ランキング:洋食・欧風料理(その他) | 千歳烏山駅芦花公園駅



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片雲さくら

殺戮にいたる病/我孫子 武丸

退官した警部補は妻を亡くしていた。気遣って世話をしてくれていた看護師が連続猟奇殺人の被害者となり、ショックを受ける彼だったが、似すぎている妹が、犯人を誘き出すため話を持ちかける。
息子の行動がおかしい。世間を騒がせている殺人犯なのではないかと思った母親は息子の部屋を漁っているうちにゴミ箱の中から、信じられないものを見つけてしまう。
愛の形と、愛すべき女性というものを知った稔は、「長く愛する」ために経験を重ねるごとに持続する方法を考え出し、実行する。

 

エピローグから始まる、事件の真相と幕引きへのイコールが最後の最後までわかならいという点では面白い作品。
麻耶雄嵩がリスペクトしている作家さんなので、いつか読んでみようと思ってた作家さん。いきなり「エピローグ」から始まることで、「あいにくの雨で」の構成がああなっていたことに成程! と思った。
これは結論を先に明かしたところで、絶対的なミスリードに自信をのぞかせている証拠でしょうと思うと、逐一、細かく読み込みますよね。
いや、それにしてもグロキモです。
ついこないだ読んだばかりの「カエル男」といい勝負です。

 

どんでん返しがミステリーの中では、もう当たり前のようになっているけど、ここまでして必要な要素なのかとちょっと疑問に思ったり。
雅子はうんざりするほど、思春期の息子の行動をゴミ箱を漁ってでも探っている。事件を匂わせるブツまで見つけて、悲劇のヒロインよろしく猟奇殺人鬼が我が息子だなんてとパニクってたりするけど、結論が見えた時、「じゃ、息子の部屋のアレはなんだったのか?」「8ミリビデオを息子の部屋で見てたのは誰なのか?」とか考える。
息子も雅子と同じくらいに、同じように探っていたということなのか?

 

そしてまた、これほどキモいヤツが責任能力ありとするなら、雅子のほうがオカシイということか?
理解しがたいものに一線を引き、自分はこうじゃないと安心するという心理に、『カエル男』で納得してしまっただけに、標題で「病」としておきながら否定するなら、いまいち納得できない。
飛び込んできた息子を、知らない男としてぶっ殺してるんだよね?
つか、ヤってる最中に飛び込んでこれるようなホテルって青山・六本木にあるの?
どんでん返しにすることで、理路整然としていた確信が崩されることって、零れおちるものをしっかり受け止めてくれないと、消化不良なだけですね。

 

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片雲さくら

4月に読んだ本(2012年)

3月でジュンク堂新宿店がなくなってしまったので、
購買意欲が減るとともに読書熱が若干下がりました。
読みたい本を買うことは買っているけど…。
「マンガを買ったのに、読まなかった」みたいな歌詞がbumpでありましたが、
マンガは買ったら即読むのが当たり前みたいに思ってたけど、
実際積まれたままのが多々あります。
…いかんな。


4月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:933ページ
ナイス数:32ナイス


約束の日 (Feelコミックス オンブルー)約束の日 (Feelコミックス オンブルー)
昔よく読んでいた作家さんなので久々に買ってみたが、中身は古かった(苦笑)描き下ろしが今なのかな、ま、好みではないので、それはそれでよかったってことかな? すべてプロローグで終わる感じが否めない。
読了日:04月26日 著者:館野 とお子
プレゼント (中公文庫)プレゼント (中公文庫)
噛み砕いて噛み砕いてアホ相手でもわかりやすい小説が多い中、皆まで言わない風潮は好きなのだが、今回はいまいち読み終わってもピンとこないものもあった。でも羽村晶の家族構成なんかも見えて面白かった。
読了日:04月25日 著者:若竹 七海
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)
割とどんなグロイ描写も大丈夫なほうなのだけど、連続する猟奇殺人、作中に描かれているとおり、自分は大丈夫という保証とか、39条とか、考え出すと重い気分になった。
読了日:04月12日 著者:中山 七里
GANGSTA. 2 (バンチコミックス)GANGSTA. 2 (バンチコミックス)
2巻にきても“タグ付き”とこの街の仕組み、そして二人の関係が形成されるに至った謎は明かされない。続きがまたしても気になる。
読了日:04月04日 著者:コースケ
GANGSTA. 1 (BUNCH COMICS)GANGSTA. 1 (BUNCH COMICS)
かっこいい♪ 表紙買いして正解だった。ニコラスの表紙のこの表情に求める世界観がある作品。続きが気になる。
読了日:04月01日 著者:コースケ

2012年4月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

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片雲さくら

プレゼント/若竹 七海

ホテルの一室に缶詰にしていた作家が、じゅうたんに血痕を残して消えた。本人から電話があったので所在は不明だが安否の必要はないという。転職しまくっていた葉村晶はその血痕を消せと出版社の人間に頼まれるが…。(海の底)
他、娘に借りたピンクの子ども用自転車で現場に駆け付ける小林警部補が関わる事件の短編集。

 

「悪いうさぎ」が面白かったので、女探偵・葉村晶シリーズの前を買ってみました。 これはなぜか小林警部補の短編も混ざっております。
が、晶の不可解すぎる姉妹関係なんかも出てきて、理不尽な話もさらっと納得できる結論づけの極論や、理解しがたい人間の(気持ちの)片付け方とか、なんだか納得してしまった。
こと細かには書かないけど、随所に名言がある作品だった。

 

「ロバの穴」「あんたのせいよ」が好きだ。
晶ほどではないだろうと思うけど、まぁ私も転職を繰り返す人間だ。環境は、給料面や仕事内容によって、思いもしない人間を引きあわせてくれることがある。
責任感や上下関係、または「ロバの穴」のように人の話を聞くだけの仕事など、全うに話し相手のことを心底考えてしまう人なら、追い詰められてしまう環境というのは多々あるだろうなと思った。
ただ、殺人目的だったという実証はムズカシイだろうけど。

 

ミステリーには、他に検討の余地もないのにムダに遠まわりしたり、キャラを際立たせるためにムダに説明が長いものがあるけど、若竹さんの作品は端的にズバっと辿り着くことが多い。他作品では“閃き”という扱いのものでも、断罪するように「こう考えるのが一番近い」という考えも「いわずもがな」で進むことがままある。
それが好きだったりするが、今回は多少置いて行かれたかな。読み終わってからも、「?」が残るところがいくつかあった。
ま、それでもやはり吐かれる「毒」に気持ち良さを感じる。
ストレスを感じている人にオススメ。

 

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