片雲さくら

キング&クイーン/柳広司

バーのカウンターに立つ安奈は客に「愛想がない」と面と向かって言われるほどだったが、彼女を雇ったことには訳があった。安奈はSPアガリなのだ。そんな彼女を頼ってやってきた女性に、クセのある外国人のおっさんを守ってほしいと頼まれる。しかし、彼らは安奈の忠告も聞かず手を焼くし、オマケに命を狙われてる理由を聞いて、疑う。

 

まぁ、『ジョーカー・ゲーム』の作家さんだから、SPネタというならまちがいないだろうと思ったんだけど、始まりがどうしてもチャラいというか、軽いノリにしようとしているのか、全然世界に入っていけないままで。
出てくる人々それぞれにクセを持たせすぎるのがいけないのか、短いリレーを入れるものだから、ホントに読みにくかった。
愛想ないと言ってる割に、肩すくめたり目ぇ向いたり、リアクションはオーバーな方だよね。しつこいくらいで却ってウザい女にしか見えなかったし。

 

ってな具合で、チェスの王者もまたはなもちならないおっさんで、安奈がSPを辞めるはめになった対象者も似たようなおっさんで。
こんなヤツらでも、頼まれたら守らなきゃいけないのかもしれんけど、できない約束をして首を絞めた自分を憐れんでいるようにしか見えなかった。
そもそも、古武術に優れ、相手が銃を出す前に抑えられると自負してて、父親のようにはならないと思うなら、「守るというより盾になる」SPに志願するってどういうことですか。

 

また、どれだけの理由があってテロで死んだ人までも侮蔑するのか、その理由が知りたくて最後まで読んだけど、結局納得はできなかった。ミッション失敗してほしかったですわ。
そしてまた、天才だったかもしれないけど、過去の棋譜を覚えるだけで圧勝できてしまうなんて、チェスってなによりつまらんゲームじゃないのかと感じてしまった。
なんか、褒めるところがどこにもない話だった。
がっかりですわ。

 

 

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片雲さくら

ついに出た〜

9mm Parabellum Bullet、昨年のあの横浜アリーナのライブ映像がついに!

act IV(初回生産限定盤)

待ってたよぅ。
Movement YOKOHAMA〜
4月18日発売。


あと、NEVERMIND TRIBUTEにも9mm参加、ワンオクも参加、これは買いかも☆
NIRVANA名盤を9mm、ワンオクら猛者12組がトリビュート



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片雲さくら

著者グラフ(読書メーター)

読書メーターを使い始めてからなにが良くなったって、二度買いがなくなったことw
「昨日買ったのに…」なんてこともあった。
別の本屋に行ってしまうと、「アレ、みたことない」なんて思って買ってしまってねぇ。

それを防げるのが、読メの積読。
これにしっかり買った本を記録しておけば間違って買うこともないわけだ。
が、ついこないだなんか買ったのに、、、と思って、昨日本屋うろつきながらチェックしてみたら、記入がない。
いやでも確かに買った。
と思ったら、

金払ってレジにごっそり忘れて帰ってたとさ!

ガクガクガクガク...

忘れっぽいのは困ったもんだ。


今日読メをみたらこんなものができていた。
できているのに気がついた。

著者グラフ
誰を一番読んでるかがわかる。
というか、連載物読んだのねってのがわかるだけで、その順に好きなわけではない。
しかも、作家名をみてもどの作品か、さっぱりわからないものがあったり…。

忘れっぽいのは困ったもんだ。


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片雲さくら

冬でも汗だく、激辛味噌らぁ麺

寒い日が続いているせいか、
毎日家では鍋なんだけど、野菜が高いせいで、気づくともやしメインのちりとり鍋ばかりで
さすがに飽きてきたので、外食に走ってます。
冬は湯気が出るものが食いたいね。

職場は初台、隣の駅がラーメン激戦区の幡ヶ谷なので、これは一度はいっとかないといかんかなと思い、
ラーメン屋をわりとあちこち回っているというホルモンヌ部で向かうことに。

ネットでしらべるとどうやらこの店、曜日によってメニューが違うらしい。
辛いもの好きの私はこの土日メニューが気になるってことで、日曜日、仕事終わりに行ってきました。

食券機。
まぁ、激辛と決めてたのでこれとビールをすんなり買ってさっさとカウンターにつくが、
2人の兄さんはダラッダラとメニューを決めかね、店入って10分くらいは、食券機の前で…。
先に呑みます。。。

カウンターには髪止めようにゴムが用意されている。
突然のデートでもOKてことですかねぇ。
噂のDEATHソースも置いてありました。

弥彦_激辛味噌らぁ麺
来ました!
「なんスか、このレンゲのデカさ!」
思わず店員さんに聞いてみたが、ここよりデカい店だってあるらしいとのこと。
TVでやってたが、猫舌の人はレンゲの先っちょで汁啜るより、横から啜ると熱く感じないとかいう裏ワザ(?)
レンゲがデカいってことは、そういう配慮ですかねぇ。
中に汁が入っているしゅうまいとたこやき以外でやけどしたことはないので、そう気にしていませんが、
気配りのあるラーメン屋って感じですね。

して、お味ですが、めちゃくちゃ好みでした。
辛いだけじゃなくて、味噌味も濃厚で、味噌にスパイスがいろいろ混ぜ込まれているような深い味でした。
麺もぶっとくてもちもちで食べ応えがありました。
ええ、ちょっと多いかなって感じでしたね。
ぶっといメンマと角煮が入ってました。美味かった。

半分ほど食ったところで、猛烈額から汗が流れてきましたw
でも舌がピリピリすることもなく、飽きることもなかったです。

次回はカレーもいってみたい♪



関連ランキング:ラーメン | 幡ケ谷駅初台駅代々木上原駅



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片雲さくら

乱反射/貫井徳郎

評価:
貫井徳郎
朝日新聞出版
¥ 861
(2011-11-04)

屈むと腰が痛いから、犬の糞は片付けられない老人。
ひ弱な大学生は、病院いかないと風邪が治らないけど、待たされるのは厭だから夜中に大病院の救急窓口へ。
暇を持て余してる主婦は育ちの違いか会話がズレてしまうおしゃべり仲間に嫌気がさし、また娘からも謗られ、立派と思われるように道路の拡張工事のために伐採されてしまう街路樹を護る運動を始める。
道路に面した車庫入れは気が小さい姉には無理だった。しかし、かわいすぎる妹の意見でさらにデカイSUVに載ることになった。
子どもが生まれてから潔癖症になってしまった男の病状は深刻で、他人が触ったものに素手では触れないし、ましてや妻にも触れられない。愛しいわが子を一度もだけない父親。
なんの波風も受けず小さく平凡に生きたいからこそ、公務員になった市役所の男。
そもそも内科医で週一のバイトは、深夜の救急窓口に風邪ごときでごったがえすことに辟易していた。
30過ぎても結婚しても「ちゃん」づけで呼ばれる男は母を遠ざけたかったが、父の入院により、自分さえも嫌がってたことを隠して妻に見舞いに行くよう頼む。2歳の子供を理由に妻は嫌がるが…。

 

去年、長寿ドラマのひとつが終わったが、あれを我慢比べのように観るという遊びが一時はやった。
5人姉妹、自分勝手な言い訳をさも正当であるように訴え、聞いてるだけでも疲れちゃうのに、彼女たちより困った態度をとる人々によってさも全うであるように見えてしまうこともあるという、なんとも不思議なドラマだった。
そんな感じ。

 

「幼児の死を巡る物語」と文頭にあり、「-44」から始まる章。子どもの死に向かってカウントダウンなのだろうと思うと、作者の意図さえもあまりにも不快なのだが、出てくる人全てが嫌な感じで、読めば読むほど不快感とストレスがたまる本である。
「ちっさい」と一笑に伏してもいいようなものの気もするけど、本来なら咎めなきゃいけないとか思うけど、普通によくみる人たちで、よくある光景をチマチマと描写している。
「モラル」とは、と考えるべきだろうけど、誰もがこのどれかでなにかしらの迷惑を被ってきたんじゃないかと思うわけで。

 

それがなんとも不幸な形で、なんとも皮肉な偶然により、人の命を奪ってしまうようなことになった場合、誰が一番悪いのか。
「なぜ健太の命が奪われなければならなかったのか」
父親は何度もそう繰り返す。結果的には事件の要因となった人々に会い、話すごとに、誰も謝らないという事実に何度も憤り、勝手な人たちの言い訳に刺されるのだが、保身に回る人たちの言い分もまた、特別ズレてるわけでもない気がしてしまう。
なんでだか、そのセリフに違和感を感じながら読み進めると、結果的に父親はホームページを作って、世の中に問うてみれば批判も中傷もあり、苦い思いをすることになる。
けど、あまり納得はしなかった。父親が気づいて叫ぶが、それも違うと思った。
誰が悪いっていうなら、強風だからって理由で夜、サングラスでベビーカー押すのもどうかと思うんだけど? バスに乗って嫌な思いをするなら、タクシー乗ればいいんじゃないの? 
医者不足だからってバイトの内科医置いとくだけの救急病院って、救急って言わないんじゃないとか、思うことも「モラル」から外れてるのかしらねぇと、考えはするけどね。
そもそも、やっぱり「事故」だと思う。
いまいちしっくりこない作品でした。

 

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片雲さくら

悪の教典/貴志裕介

評価:
貴志 祐介
文藝春秋
¥ 1,650
(2011-11)

2年4組には問題児と教師が位置づけるような生徒もいるが、「親衛隊」とも呼べる従順で可愛い女子もいる。そうこのクラスを受け持つに当たって、担任の蓮実が自ら布石としたことだった。蓮実はどんな生徒にも好かれていたが、ある日、女子生徒が体育教師にセクハラを受けていると相談にきた女子がいたが、面と向かって「信用しているわけではない」と言われる。
生徒や先生からも信頼の篤い蓮実だが、彼は恐るべき野望と過去を持っていた。

 

最初に言っておきたいのは、私はこの作家さんが凄く好きで、今だけの分厚さで飽きずに最後まで読ませる力がまた凄いと思うので、猟奇的な展開になるけど興味があるぞって人は以下読まずに、本をまず読んで欲しいと思う。

 

ネタバレで進めますが、自分王国を作るために、バランスよく作ったクラスだったが、ダメ因子と決まったら即削除、速やかに抹消することが彼のモットーである。生徒だろうと教師だろうと生徒の親だろうとなんだろうと、彼の邪魔となる物はすべてそうして消されていくのである。
死んでしまっても構わないというか、殺すことを目的に観察しているようなところもあるから、病院送りや退学で済めばいい方だろうが、とにかく死体がどんどん山となっていく作品である。
また、何らかの行動を起こすたび、呼び起される過去も全てがどうやら彼の仕業らしいということ。
もし彼を不審に思って経歴を漁ってみれば、「可哀そう」なほど不遇な経験を経て成長しているようにも見えるというか、そう見せていて、それが全てとなるとオソロシイ犯罪歴となる。

 

そこでやっぱり思ってしまうのは、こんなにも周りでジャンジャン人が死ぬ人を、警察なりマスコミなりがそっとしておく国だろうかということ。
どうもその殺人は、あまりにも未熟な言い訳や嘘の結果、殺るしかないって結論に至ってるわけで、そうなると、しつこく付きまとっていれば、それは暴かれるような気がするのだ。そう、それで殺されちゃった教師もいたわけだけど。
嘘を防御するために、心理学やらカウンセリング知識やらにもやたら理解が深かったり、話しているポーズや目の動きだけで相手の心理を読んでしまったりするところもあるから、太刀打ちできないのかもしれないけど、何人かは第六感とも言うべきものでその匂いをかぎ分けているくらいだから、もうすこし、蓮実に対して「因縁の」ネチこい奴がいても良かったんじゃないかと思う。

 

そうしてどんどん、蓮実の本当の顔を知ってしまったものは、一瞬で消えていくわけだが、調子に乗りすぎたせいか、嘘が重なるせいか、やはり言い訳に苦しくなってしまうと、どうしたことか大量殺人に走ってしまう。
クラス一つ分、一人残らず卒業だ。ふざけるなよ。

 

生徒の信頼を逆手に学校内で追い詰めていくわけだが、サイコとサイコキラーは違うとか、連続殺人が暴かれやすいのは同じ手口だとか、一地域のみだからとか、そういう微かな言い訳さえも、どうでもよくなったような理知的な考えはすでにない。
大量殺人に思い至った時点でのシナリオ運びもかなり雑になっているのは、やはりそれだけのことを成遂げる気負いからの狂いなのだろうか。
そうすると、最後に当然のように守られる法律も元から視野にあったってことなのか、わからない。
この本は4.5センチの厚みがある。毎日1時間ずつ読み進めていたせいか、もうこのころになると緊張感もなくなるのか、ただ単に安易に大量殺人に走ったことがそうさせるのか、どうにも、ホラー映画で終盤前にジャンジャン人が減って行くだけのシーンでしかなかった。
実際には今まで登場もしなかった生徒の一人一人に名前も振られ、どんな性格だったとかしっかり観察眼を発揮して、残念な最期の演出はあるのだけど。 特に、この人こそ一矢報いるのではと、期待させる子もいるのに。誰も歯が立たないものなのか。
と、いうか、これだけ時間をかけてゆっくり近づいてくるのだから、もう少し、逃げる方法はあったと思うのだが。だって蓮実側のラッキーが有りすぎでしょう、と。
最後まで、あくまで蓮実がヒーローとするための話だったのか。

 

まぁ、いい内容ではないですが、続きが楽しみで読み終わるのが勿体ない話でした。 大量殺人はどうしても無茶な展開な気がしてならないんだけど、腑に落ちない食傷気味の気分を軽くする為の(?)短編が載ってたりする。
生き残った者は日々怯えながら暮らすしかないのだろうか。裁判の行方や、彼の今後、彼らの今後、明かされない事実、ほったらかしにされたものを、読みおわってからもあれこれ考えられるのが面白い。

 

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片雲さくら

3月で終わり…

ジュンク堂 新宿店
何故終わるんだ! B2から入ってきても8階まで素通りしてきたのが行けないのか?
たまに買物してもカレーやお菓子だけだったからか?
跡地が何になるのか知らんが、戻ってきてくれ〜


ということで、長年愛用してきた書店が、この3月で終わってしまうみたいです。
紀伊国屋の目の前という立地ながらも、わりと頑張っていたんじゃないかと思うんだが。
なぜにここを利用してたかというと、書棚がわかりやすかったっていうのと、さっぱり知らない本でも、興味をひくようなあちこちの掲載記事やランキング、作者の過去作品も出版社ごととは別に、コーナーを作ったらわかりやすく並べてくれてたところ。

あと、コミックやラノベは大概ペーパー入ってるところも嬉しかったし、本人描きのポップも楽しかったし、「店員のオススメ」というアメリカ人並みに‘感動’を押し売りする他所のポップとはちがったし、ムダにあちこち無意味に新刊ばかり置いている本屋とは違ったし、「この作家さん系統のオススメ教えてください」という無茶な質問にも、ちゃんと親身になって応えてくれたりする。
いい本屋だった。

新宿には紀伊国屋本店と、南口とあと、ブックワンか、デカイ書店はまだあるが、
とりあえず途方に暮れている。
ブックワン、こないだ行ったら建物の複雑さに、書棚の地図をみてもたどり着けなかった。。。夜遅くまでやっているのは利点だが。

さて、どうしたもんかの。


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片雲さくら

悪いうさぎ/若竹七海

女探偵・葉村晶は家出した女子高生ミチルを連れ戻すよう依頼されるが、まさかの大怪我をする。一カ月後、行方不明となったミチルの友人を探すこととなったが、彼女の友人の一人は死体となって見つかり、もう一人は行方不明。捜査を続けようとする晶だったが、部屋の前にゴミをぶちまけられたり、店子がストーカーに狙われたり、友人の付き合ってる彼氏はどうやら結婚詐欺らしかったり。捜査を打ち切られそうになったりした挙句、晶は何者かに拉致され…。

 

可哀そうと思う暇もなく、次から次へとたたみかけるように女探偵に災難が降り注ぐ。
怪我した足も、治りかけてはギャグのように踏まれて悪化したり、「女が働くということはこうも戦いの毎日なのか」と、金が貰えなければ仕事にならない探偵職なだけに、ハードとかシビアとか言ってられないほど、危険と隣り合わせ、というより、動けば必ず危険な目にあっているような。
小説ながらもなんとも居たたまれないような、それでいて応援したくなるような、読んでてハラハラドキドキする作品でした。

 

若竹作品、女だからと言って簡単に泣いたりわめいたりしないわけで。
これはこうで、と構築してから結論にしても行動にしても成り立っていく気丈さがいいのだけど、読みが全て当たるわけでもない、‘カタ’に嵌らない異常な人がどんな理屈でやってくるかわからないわけで。
どこまでたくましいんだと感心しきりのところへ、ここまでいくとさすがに怖いよねって展開になるわけで。
「こんな時どうするだろう」と、共に行動してしまってた気分のところへ、こんな目には万が一にも遭わない気がするってところが出てきたり。

 

そうね、ミステリーというよりハードボイルドね。
と割り切ると、最後は風船を膨らましたら豪快に割ってほしいところだが、音もなくしぼんだような形で終わってしまったところがちょっと残念だったかなぁ。
あと、個人的には好きだけど、大筋の事件がなんとも陰惨なので、誰にでも薦められるものではない。
シリーズらしいので、これもまた探してみましょう。

 

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片雲さくら

1月に読んだ本(2012年)

バランスよく読んでますわ〜って気分になる結果がでました。
そして、☆3つとるかどうか微妙なものは、もうブログでレビューしないことに決めました。ええ、おととしまでどんなクソ本でも、頑張って書いてきたけど、寄る年なみと、変わらない口の悪さはどうにもならないので、毒にも薬にもならないものは切り捨てますわ。
ただし、あまりにも頭に来たクソ本はしっかり書きますわ。
ええ、私、レビューするものはちゃんと金出して、買ってきて言ってますから。
一購読者としてそれは言いますわ。はい。


1月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1894ページ
ナイス数:56ナイス


本日、サービスデー (光文社文庫)本日、サービスデー (光文社文庫)
こういう軽いノリの、テンポよい話も描くんですねぇ。「かたみ歌」的なしんみりくるもののほうが好きだけど。「あおぞら怪談」は読みながらつい噴き出してしまった。
読了日:01月27日 著者:朱川 湊人
機上の恋は無情!機上の恋は無情!
帯に騙されて買ってみたけど、20年前の同人誌を読んでるようだった。受も攻もどっちも魅力を感じなかった。
読了日:01月25日 著者:砂月 花斗
ジョジョリオン 1 (ジャンプコミックス)ジョジョリオン 1 (ジャンプコミックス)
ごま蜜だんご! 前歯で食べちゃダメってば。そーだったそーだった。
読了日:01月19日 著者:荒木 飛呂彦
メサイア  THE MOVIEメサイア THE MOVIE
うーん。表紙の二人が主役だとわかるくらい、2・3コストーリが欲しいかも。かなり物足りない。「皇歴」というほど時代的な変化も感じないし…。
読了日:01月17日 著者:メサイアプロジェクト,金子 修介,黒田 洋介
鉄道少女漫画鉄道少女漫画
「阪急電車」より身近な気がしたのは、東京ものだからか? ロマンスカーは好きだけど、実際小田急は嫌い。でも舞台となった駅に行ってみたくなった。即戦闘モードになるこの方の描く女子キャラが好きだ。
読了日:01月14日 著者:中村 明日美子
悪いうさぎ (文春文庫)悪いうさぎ (文春文庫)
面白かった。やっぱり若竹作品の女性が好きだ。それにしても次から次へと疲労困憊させる人や物事が降りかかってきて、休めた時間も憐れすぎてどうなるかと思ったわ。一気に読ませる面白さがあるね。
読了日:01月12日 著者:若竹 七海
佐藤君の柔軟生活 3 (ウィングス・コミックス)佐藤君の柔軟生活 3 (ウィングス・コミックス)
笑いのツボは1巻だけだったらしい。今回は一回も笑えなかった。路線が違ったらしい…
読了日:01月10日 著者:金色 スイス
ひらひら 国芳一門浮世譚ひらひら 国芳一門浮世譚
国芳一門ってこんなだったんだぁというのがわかる素敵な本。作品やその時代背景のみしかしらなかったので、楽しく読めました。親分って感じだったのね、国芳。ますます好きになりました。展覧会はやく行かなきゃ!
読了日:01月06日 著者:岡田屋 鉄蔵
百鬼夜行抄12 (ソノラマコミック文庫)百鬼夜行抄12 (ソノラマコミック文庫)
奇譚というか幻想的なものを求めてたのに、なんか怖い話ばっかになってきた。青嵐との契約はホントに終わったわけ? 文庫は順番が違うらしいってことで、所々「あの一件は…?」ってのがあるだけに、収拾つかなくなってる気がする。
読了日:01月02日 著者:今 市子

2012年1月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター


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片雲さくら

お造りNO.1の飲み屋

といえば、やっぱりここ、きときとさんだろうと思う。

きときと_大漁盛り
刺身盛り合わせで、お醤油だけじゃなくて、ポン酢やら塩山葵やら出てくるところがスゴイじゃない。
魚の旨さを味わえる演出なわけで。
出された皿にはさらにそれぞれに合うよう、山葵やしょうがが付いてきたりする。
美味いんだこれが。
日本の味覚は醤油だけじゃないんだなっての、つくづく感じて、
日本人でよかったなと思ってしまうわけで。
ああ、大げさでしたかね。

それよりも、連れがお通しのお豆腐から「美味い、美味い」と感動しまくっていたのがちょっと嬉しかったですかね。
そうなのよ、このお通しのお豆腐がまた、濃厚でクリーミーで、本当に豆腐ですかって聞きたくなるくらい味わったこともない感じで、出だしからいいわけで。
大漁盛りが来た瞬間も目を向いて、「こりゃすごい」と喜びまくってた。

きときと_あんこうの唐揚げあんこうのから揚げ。
皮までおいしい。
ミソだれと柚子胡椒だったかしら、二種類ついてきました。
カボスしぼっただけでも美味かったですけど。
大根もちも好きなんだけど、これもぺろりといっちゃいました。

あと、「やわらかたこ」とかいうのが、ホントにやわらかくて、タコとは思えない食感で、上に海苔やらなにやら載ってて酒の肴にぴったりな味なんだけど、
「ホントにタコですか?」って食感で、最後には店員に作り方を聞きました。
炭酸でどうのこうのと、とても作れない…。



そんな調子で、美味い美味いと、この魚の脂の味で日本酒いきたいというので、
翌日残らない酒の選び方を伝授しつつ、
軽く7〜8合いっちゃいましたw

きときと_鮭といくらの雑炊〆は鮭といくらの雑炊。
これがまた美味かった。
別におなかすいてるわけでもないんだけど、ぺろりといっちゃいました。
家で作ったらいくらも三つ葉も味をなくしているだろう、グツグツ加減なのに、ちゃんと味があるのよね。
スゴイわぁ。

ということで、めったな人に教えないで、特別な人を誘ってねと、連れに言うと、さっそく奥さんを連れていくとのこと、案外…ムフフ、なんだな。


さてはて、まだまだ食べつくせないほどメニューがありました。
店員さんに帰り際きいたら、「二週間で変わります」と。マジですか?
通いたくなるお店ですわ。



関連ランキング:居酒屋 | 千歳烏山駅芦花公園駅







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