◆小耳書房◆
小説・漫画・ラノベ・BL、読書レビューを中心に、
ぐうたらアラフィフの呟きと呑みと音楽のblog。
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祈るしかないが
9mm Parabellum Bullet 東名阪2マンTour決定
つーことでチケット、当たりますように。。。
シルバーシートで飛びたいですわ。
花に染む 1/くらもちふさこ
畳屋の花乃は、隣の神社の陽大が流鏑馬で弓を引く姿に惹かれて弓道を始めた。兄の陽向と3人で弓道を通じ、また近所付き合いとして親つき合いもよかった。同じく弓道をやっている彼らのいとこの雛さんが少し気になるところ。
ところがある日、神社の宝物殿が出火し…。
「駅から5分」の会長さんですよ。うわーん。昔はこんなに可愛かったんだぁ。
こんなに人懐っこい笑顔を向けるかと思えば、また、胸キュン狙ってるだろってくらいの肩越しの笑顔を惜しみなく投げてよこしやがるし、ややや流鏑馬!? 小さい馬に乗ってるといっても、そりゃ、見たら女子なら誰だってときめくんじゃないかい!? ってほどのお姿ですわな。
うん。漫画としてこのコマのインパクトはやっぱ、膝震えるだろ。
「親友」と言ってしまうところがまた切ない気もするが、男女のどうのより、人としてっていうのは負け惜しみでもなんでもなく、なにか超えたいときに強くそう思う気がするのだ。
それにしても、火事後の陽大のお願いも、雛さんにしても、花乃にしても、なんだか立派すぎるなと思った。
年相応には見えないというか、大人顔負けの決断力と判断力だなと思う。
ワシなら未だに失敗の選択ばっかしとるからの。
どれだけ考えても、計算しても、最良の選択はできたためしがない気がするので、少し怖すぎる話ではある。
それにしても、スピンオフというより、もうこのまんまドッキングしても問題ないし、知らないとむしろ損だし、どこから切っても、誰から見ても、必ずどこかに繋がっていて、ホントに何度も何度も読み返したくなるほど面白い。
あと、弓道がまた面白く感じてしまうわけで。
大会を前にちょっとヤバいことになってる花乃がどうなっちゃうのか、そんでもってまた“仮想”に繋がるまでの道のりと、その後も気になるねぇ。
放課後のカリスマ 5/スエカネクミコ
史良そっくりのカイが語る。なぜ、偉人研究会の会場を爆破したのか。前世代のクローンたちの目的がこれでわかるというのか?
カイは学園生活の中で、偉人達に囲まれ、史良と同様の感慨でいたのかと思いきや、カイは自分のクローンと対面する。同じ人間がふたり、そのことで周りの接し方も変わっていった。そして。
理事長、ホントにいやな人ですね。
他人に不快感を与えることを至極楽しみにしている人っているけど、典型的ですね。
家畜以下の扱いだよね。人身売買、クローンはそういわないのか? DNAを育てたらそれは生命ではないのか?
そんで、神谷先生の伏線ってのはなんとなく、見えてしまったけど黒江がわからない。
もしかして予想が違うってことかな。その方がいいが…。
でも、前世代がいるように、繰り返し同じ偉人のクローンを作ることに、なんの意味があるのかよくわからない。
他にもきっと別の異人がいるだろうに。敢えて同じにするのは、単なる理事長の思いつきならつまらんな。
そこが気になる。
ノーミュージック ノーライフ
ケータイが壊れて入院しちまってから、まだ1週間も経ってないが、2回ほど遅刻した。
直接以外の対面はきちっとしていた月下美人殿にも、遅刻しますメール二回目はさすがに回答なしでした(笑
時間を守らない人間なんて、屑以下とかいいそうな人ですからねぇ。
またしばらく挨拶なしの日々になるかもですねぇ。
ま、そんなことはすでにワタクシにはもうどうでもよく。
むしろ、いつもの時間に出ていつもの電車に間に合わないというのは、やっぱり音楽とともに歩いてないからかもしれないと、
強引な結論に結び付け、
本日、ついにウォークマンを買ってきました♪
iのつくものじゃないんだねぇ。
ええ、アイのない人間ですから(笑
歌よりベース聴かせろや! とか言ってる私は、そっちじゃ満足できないだろうと、
あんなチッこい画面でタップとかスワイプとか、絶対合ってないぞとか、
誰にアドバイスを求めてもそういうので、素直に純正SONYにいたしました。
「だからって、誰も選ばないだろ? その色!!」
あれ? 金運上がりそうでよくなくなくない?
つか、さすがにちょっと恥ずかしいかもしれないと思ってシリコンカバーも最初から買ってみましたよ。
「だってそのスピーカー!」
いや、だってこっちだとPC立ち上げなくても充電できるし、聴きながら充電できるからお得じゃない?
どのみち、見えるところに置かないから、気にしないさ。
嬉しいことにMDの音源も移せるらしい。
とりあえず幸せな気分になった。
と、言ってもここ最近、めっきり勤労意欲がないもんだから、
「5月病キター!!」とかいいながら、サボる計画を立てまくっている。
明後日くらいは、東京ドームでも行ってこようと思って、すでにチケットを買ってしまいました
それが保険というものさ
失くしたこともないし、壊すなんてこと、あるわけがなかったので、
今回の機種変の時、保険はいらんと断った。
2,3日前電話がかかってきて、通話にしてもなんも聞こえん。
はにゃ? と思って掛けなおしてもなんも聞こえん。
自宅に掛けたり掛けなおしてみたりしたけど、やっぱりなんも聞こえんかった。
そんでケータイショップへ持ってったら、
「スピーカーの故障ですね」
と言われた。
がーん。
落したり水につけたりしたかと聞かれた。
そういえば、何日か前、電車に乗ろうとしたときに後ろから突進してきたばばあに思いっきりおされて鞄がドアにあたった。
イヤホンがぶちぬけるほどの衝撃だった。
とりあえず、思い当たることはないと言ってみたが、メーカー側の問題でなく、個人の取り扱いの問題の場合は請求されると言われた。
ち。
心当たりはないっていってるのに、中味がわからないだけに個人の取り扱いの問題だというわけね。みたいな、クレーマー的確認の仕方をしたら、ケータイショップの姉ちゃんは無理やりの笑顔を送ってきた。
「お客様の場合、ポイントがありますから実費負担にはならないかと」
ふん、これでもうauのポイントも無くなって、心置きなくどこぞのケータイへ引っ越せるってもんですね。
「なんだ? オマエ。腐ってるのか?」
自分で自分に突っ込みながら、止まらぬ嫌みを吐きだしながら、ケータイ入院中の貸出ケータイを受け取る。
当然のことながら、イヤホンは貸してくれなかったので、
暫く音楽なしで歩かなくてはいけない。
ち。
9mmと歩いたこの一カ月。
エスササイズウォークというのか、やたら歩幅のデカイ私だったが、今日は一気に2/3くらいに減りました。
せっかく9mmのアルバム2枚も買って、移したばっかだったというのに…。
「悪いクスリ」のあのテンポは非常に歩きやすい。
そろそろ、ウォークマンでも買うべきかもしれないとマジに思った。
待望の続編がッ!!
いや、全然知りませんでした。
いつの間にか、再開してたなんて、嬉しいかぎりですわ。
ってなことで番で買って参りました。
うふ
眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 雨柳堂夢咄 其ノ十三 (ソノラマコミックス)
波津彬子 (著)
Revolutionary / 9mm Parabellum Bullet
評価:
菅原卓郎 EMIミュージックジャパン ¥ 1,890 (2010-04-21)
【ディスク1】
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おおおおおおおお。
初めてCDを聴く段階で、最初の曲から最後の曲まで、第一印象から全部好きってものはここ10年以上なかっただけに、やたら楽しかった。
なんて凄いアルバムでしょう。
まぁ、ジャンルがどうのとかわからんですけど、いろんな曲調と、一曲の中でも変調があったりと、テンポというかムードというか趣というか、色々と変わるのが、面白いというか贅沢なくらい耳と頭とリズム感への御馳走スペシャルなのである。
ムフ
ANOMALY TOUR 2010 | the HIATUS のオープニングアクトで9mmを初めて観たのね。
聴いた瞬間から楽しかったのは覚えている。ただ、歌詞は若いなぁと思ったので、その場で買わなかっただけで。
と、いうことを思い出すと、まぁ歌詞に感動するってものはないのだけど、特別言われているほどボーカルが下手だとも思わないし(笑
でも、やっぱ、メタルっぽいだけに、ときどき「歌いらねー!」とか吠えてみたり、
ギターもっと早弾きでもいいのにとか、
ツインギターもっと長くていいのにとか、
ドラムもっと前でもいいのにとか、
「わかるだろ?」と言われても「わかんねぇし」と突っ込みつつ…。
聴きこむほどに強欲になっていくけど、この「ちょっとネ」って加減が、案外程よい構成なのかもしれない。
そうそう、ライブの時はライトが強すぎてよくわからんかったけど、
ベースはアップライトベースも弾くということがPVをみてようやくわかった。
いいわぁ、ベース。
そういうわけで、満足なレビューは書けなかったが、一曲ずつ取り上げるまでもなく、全体30分弱がたまらん。
とくに、やっぱり「Black Market Blues」が好きだな。PVも。
Vo.の顔がコワイけど。
何度見ても飽きない☆
虜ですからねぇ
→ 走って買いに行く
まだ、レビューも書いてないけど、9mm Parabellum Bulletにすっかりはまってしまいました。
ヘンタイの森の横にいる‘いじけ侍’に布教をとおり越して無理やり聞かせ、あの曲の始まりが好きだとか、あのツインギターがたまんねぇとか、話ができるようにする(笑
‘いじけ侍’君は、へヴィメタ聖典を作ってしまうくらい骨の髄まで、HMな子だけど、良いと言ってくれた。
そうだろそうだろ。かみじょうくんはAcceptの「Balls to The Wall」のPVがかっこいいとかって言ってくれる良いドラマ―なんだよ、なんて話をしてるうちに自然にHMの話にスイッチしちゃったりしてるんだけど。
ちなみに草原の少女が誕生日占いに嵌っていて調べてくれたわけだが、同じ日に生まれた有名人のところで、私と‘いじけ侍’君はAC/DCのアンガス兄弟の誕生日と一緒だった。
…脱線脱線。
そゆわけで、9mm Parabellum Bulletのアルバムをコンプリしました♪
ちなみに、jugemでブログやってるらしい。
9mm Parabellum Bullet | blog
レコーディングに入ったそうな…。
プラスマイナスゼロ/若竹 七海
ある時、センコーがアタシらを見てこう言った――「プラスとマイナスとゼロが歩いてら」。不運に愛される美しいお嬢様・テンコ、義理人情に厚い不良娘のユーリ、“歩く全国平均値”の異名を持つミサキの、超凸凹女子高生トリオが、毎度厄介な事件に巻き込まれ、海辺にあるおだやかな町・葉崎をかき乱す!
本の裏にあるあらすじより、独自の言葉で常に綴ってきたのだが、見事にマッチしていたのでそのまま引用。
ま、でも凸凹だとは思うけど、プラスマイナスというなら、不良娘と不運なお嬢様はどっちがどっちだが、私にはわからん。
そして“歩く全国平均値”といわれるミサキも、平均というにはあまりにも鋭いつっこみと、冷静沈着な事件の解決っぷりは逞しさを感じるよ。
それにしても彼女らの会話と巻き込まれていくドタバタと事件、めちゃくちゃ笑える。
一条ゆかりの有閑倶楽部で、も“ユーリ”は義理固く頼もしい腕力少女だった。
どつきまわした上に、暴れ牛の前に放置する、すばらしい行動力。なのに、貧乏生活とじいちゃんばあちゃん子のせいか、常識うんぬんより、全うな正義を持っている。好きだ。
「ひとにメーワクかけときながらわびも入れねー女はみんな、ブスってんだ、よく覚えとけ」
「なるほど、そうなんですか。勉強になります。で、わびを言わない男はどう呼ぶんですか」
「決まってんだろ。クズだ」
なぜだろう、高校生のころ、きっと結論に至っていただろう結論を、こうもすがすがしく言い切られて、改めて、自分が流されてしまっていることに気づかされる。
そうね、ブスやクズにへーコラすることは人生の無駄だわなぁ。
あっという間に読んでしまう、ドタバタミステリー。ありそうでなさそうで、でもやっぱりありそうな錆びれかけた街の風情と、牧歌的というには悲惨すぎる馬糞臭そうな高校生活が、やけに彼女らにあっている。
テンポよい話でした。
カレンダーボーイ/小路 幸也
朝起きたら、ランドセルをしょって懐かしい教室へ向かっていた。小学校5年の教室へ。48歳の記憶を持って小5の身体で過去の生活に馴染んではいる、三都と安斎。48の2006年では大学教授と事務局長。翌朝起きると過去の子供の自分ではなく現実に戻ってはいたが、タイムスリップはその日から続いた。 なぜ二人は過去へ飛ばされたのか。過去の出来事を変えると未来に影響することを知りつつも、二人にはどうしてもやらなければいけないことがあった。
そうねぇ、温暖化とかそれだけではなくて、たしかにあの時代とは変化してしまったものもあるよなというのは、純粋に共感した。
救いたかった同級生の女の子の命。愛人につぎこんでしまった理事の3億円を穴埋めするために。
二人の目的は同調するというのだが、ここがどうにもわからない。つか、わかりたくない。
事件が起こるとわかっているなら、起こる前に阻止することもできるわけだ。実際、担任の先生の火事についてはそうしたわけだし、そのせいで、果たして幸か不幸かわからない結末を迎えたというのに。
そんでもって、犯罪に使われたものなら、なおかつ保険でだれも不幸にはならなかったからといって、横取りしていいってもんでもないだろうと思うんだけど。
つまらんことに3億も使ってしまうだめな大人を庇うために、もみ消すことが未来ある若者のためになるという言い訳はほど遠いんだが。
このノリで扱う事件ではなかったんじゃないかと思う。
そんでもって、同級生女子とおじいちゃん、どちらかしか救えないと決まっているわけでもないのに、なぜ標準を絞る必要があったのか、いまいち納得できなかった。
漫画家になるために鳥を握り潰して殺すという、姉の衝動もわかるようでよくわからない。
生き物を殺す心理を、実感するため? 殺人者の心理を理解するために、人を殺してからカウンセラーや俳優になる人がいるだろうか。実行する手前で踏みとどまれない人の書くものなど、見たくないなぁと思うけど。
「少女マンガも萩尾望都もわかってます」目線が、無性にイラっとする展開だったのもあるだろうね。
最後は、なんか、やる気がしぼんだみたいな流し方で、事件が直前から突然回想になっててがっかりした。最後まで読んだことが腹立たしくなった。
安斎も好きになれなかったことが、振り落とされた原因だろうか。