◆小耳書房◆
小説・漫画・ラノベ・BL、読書レビューを中心に、
ぐうたらアラフィフの呟きと呑みと音楽のblog。
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2010年送辞
それでも失業者はいるし、満足な生活レベルにある老人は誰もが満たされない気持ちでいるという。
「人は役割が無くなると、生きる気力を無くす」コメンテイターがそんなことを言っていた。
戦後日本はとにかく貧乏で、誰もが必死になってた時代のほうが良かったとは一重に言えないけれど、気力が違うだろうと。
そうかもしれないと思った。
ただ生きているだけでは、ただ生かされているだけでは、幸せを感じないのだと思う。
面倒なことも嫌なこともあっても、ちょっとした休息が嬉しかったりする。
つまんない人と付き合わなきゃいけなくても、後で親の敵のようにお盆を磨いているウエイトレスに心癒されたりする。
暇な職場で、「そろそろ仕事干されるのかもな…」と思っているより、金にならなくても褒められなくても、貧乏くじだと言われても、関係ない部署の仕事やって、「暇つぶしですわ」と言ってるほうがいいのかもしれない。
とにかく、昨年の今ごろよりはちょっと、満足な年を越せそうな気分であることは間違いないだろうね。
正社員にはなれませんけど、とりあえず今年はバイトにありつけた。
大して面白くもないし、やりたい仕事でもないけど、なにより目の保養と心の保養になる場所だということは間違いない(笑
「美人は3日で飽きる」というが、まあ持って10カ月だろうという予想どおり、月下美人にはそろそろ飽きた。
そもそもホントに喋らなくなったので、こうなるともう、碌に挨拶もできないイタイ若者でしかない。
My Angel ホスト様は相変わらず、居たり居なかったりが激しいし、間に月下美人という邪魔な高山がそそり立っているので、お近づきのチャンスもないしね。
「5時間誰もしゃべらない部署」というのは、どこからみても不気味というか、可哀そうな感じがするらしく、最近やたらとほかの部署の人が優しくしてくれる。
唯一、変わらぬテンションで遊…会話できるのが受サマだ。まあ、席は遠いが、一応このブリザードの吹き続ける部署の長として、私がへこたれなければなんとかなるだろうと思っているらしい。
「あの二人にはなにも言えない」オマエがそれを言っちゃいかんだろう。
イタイ若者に入って暫くは、小姑かってほどキツイ説教をよくされたものだ。
年だからとかバカだからとか、なんだったか、物覚えが悪いからとか、とにかくなんだかの言い訳をしたときに、そうやって自分を甘やかすから、できるものもできなくなるんだと言われたことが心に残った。
売れない役者をいまだにやっているというのは、好きだからってだけではないのだろうなと、ひっそり思いつつ、そう40代から企業した人、作家になった人など色々いるわけで、
「なにかを始めるのに、遅すぎるなんてことはないから」
という秦坊の歌にも押され、
「私は大器晩成型だったんですッ」
と心の中で雄たけびし、何を思ったかプリザーブドフラワー講師の資格を取るべく教室に通い始めたりしました。
ふふ。まさかの機転となったことは死んでも言わないけれど、こっそり月下美人に感謝しているせいか、周りが散々悪くいっても、それほど嫌いだとも思えないのはソコだろうね。
フラワー講師は果たしてなれるものかどうか、いまだにようわからんのだがの。
色々な人にあって、出無精なのにムリムリにも出かけてみたりもした。
ま、性格がコレなんで、即仲良くなっても「こいつとはダメだ」と思うと急激に疎遠になったりして、呪いのメールを貰ったり、やたら変なサイトに登録されて今じゃ迷惑メールがごっそりくるようになったりして。
この年になってまだこんなこと言ってる自分も情けないけど、ホントにそろそろ「天に唾するのはやめろよ」って心掛けたいものだねぇ。
そうか、イタイ若者にはきっとイタイばばぁだと思われているんだろうねぇ。
などと、散漫な感覚で一年が終わります。
読書のまとめができませんでした。
今年ベストだと思った9mmのALBのレビューも書けませんでした。
サイト更新を4月からやってなかったので、読書メモがまとまってなかったからですわ。
それから今年はテンプレートも作れませんでした。
忘れちゃいそうだから、やらんとあかんな。
生活リズムが大幅に変わったので、あとケータイを見たくなかったので、お世話になった方々のブログにもあまり遊びに行けませんでした。
来年から、もちょっと人づきあいを大切にしながら行動していこうと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今年一年、ありがとうございました。
よいお年を。
いわゆる女子会?
京風串焼の店だとかいうけど、九州のもがどうのとか?
九州出身の方のオススメのお店ということで、食べ放題で2500円のコースで、結構腹いっぱいになりました。
というか串10本のうち、半分くらい残しましたかね。
お作りとミニ寿司と茶碗蒸しとフルーツも出てきます。
お作りの烏賊は、残った足や頭をてんぷらや塩焼きにしてくれるわけで。
飲み放題はそれほど種類がなかったけど、ぐいぐいイキました♪
飲めないって話だったけど、女3人も集まれば有態にイクわなぁ。もっとも飲んでないし、食べてないと怒られました。
さらに彼女らは、なにか食べ物を追加してたような気がする。
「こんなに出て2500円はお得よね〜」
としきりに言ってたけど、足りてないならしょうもないんじゃ…。
一口、とはいわないけど、串に刺さった小ぶりの色々が楽しめるので、ホントにいろんなものが食べたいって人にはオススメですかね。
2時間といいながら、追い出されることもなかったので、ちょこっとつまんで飲みに徹したいときはよいお店かもしれません。
関連ランキング:串焼き | 六本木駅、六本木一丁目駅、乃木坂駅
月夜の子守唄/清白ミユキ
火事の現場で、機動衆の頭らしき鋭い目つきの男から目が離せなかった一之介。亡き父母の仇打ちのために追い続けてきた盗賊一味の仕業と、後を追うが、その機動衆の頭・数馬と討ち合うこととなる。
翌日も事件を追っていた二人は出会い、一之介は数馬と出会い、拘束されることとなるが…。
街中で、たくさんの人が行き交う中で、まるで無人島で有無を言わさぬ出会いであったかのような不自然さはどうしても拭えない。
素直に一目ぼれでしたって言ってくれれりゃわかるけど、鋭い目つきの男から目が離せなかったってだけじゃ、アンタ、仇討ち一筋で生きてきた割には無防備すぎるでしょって言わざるを得ない。
10年、執念といえばそれまでだけど、やっぱり、仇討ちだけを考え、宿敵を追って生活していたとしたら、無宿にしても拷問受けるにしてもそこに行く前に回避できる術があって然るべきだろうとか、ちょと設定がユルイ。
数馬は逆にわかりやすい。
きっと最初っから「モロ好み」って視線だったんだろう。
どのみちわかりあえっこないから、誰の眼もないなら責めとけ!的なお役人思考で出てみるも、まさかの蔑みにビビって身をひるがえす。
いいと思います。
てか、まさかのフラれシーンでダバダバ涙を流す男。
いいじゃないですか。
まぁ、結構悪いこともしましたけど、ムダに近づけることを夢想してた割に、あっさりと深く傷つけてます。一之介さん、そこは散々後悔してください。
表紙買いだったんだけど、残念なほど、満足いく挿絵がなかった本でした。
どうせ描くなら顔くらい描けばいいのに…。イラスト描く人間として、意味がわからん。顔描くより手や身体の曲がり癖を描く方が好きですけど、挿絵って仕事できたらそれはないんじゃないかとか、考えたりするけどな。
納得のギャラじゃなかったのだろうか。くるぶしフェチとか?
裏表紙のあらすじもキャラ名を間違えるという決定的ミスがあるし…。
時間がなかったのかしらねぇ。
プチ犯罪チェッカー
まぁ飲みすぎて、どうしようもなく吐く場合、
路上に吐くのと、草むらに吐くのとどっちが犯罪なんでしょうかね。
それ以外、チェックした記憶もないんだけど、こんな結果に…。
プチ犯罪チェッカー | 弁護士ドットコム
ホントに、3,4個しかチェックしてないんだけど…???
で、結果を気にしてケータイに結果メールを送る人は多分、改善の余地あるんだろうけど、「ならいいや」で終わらせちゃう私みたいのは、ダメダメなんだろうね。
気になる人はやってみてください。
自制が効くようになるかもよ。
って、明日また忘年会だけどねん♪
あわせ鏡に飛び込んで/井上夢人
手を差し出されたので握ってしまったがために、その手は二度と離れない。別れ話の最中に女が差し出した手には、強力な瞬間接着剤が塗られていた。引きはがそうにもはがれず、彼女の言い訳は理解しがたいものばかり。そうこうしているうちに、彼女は…。(あなたをはなさない)
妻が寝室に男を連れ込む。クローゼットに隠れて、今にももつれ合う二人を息を殺して見つめる夫。やがて、妻は「媚薬」を男に薦め…。(ノックを待ちながら)
ぞっとする話が多かったかしら。
女の執念は怖いよね。軽く思えても、コペルニクス的展開に持ち込んだりするんだからね。疑い出したらキリがない。
しかし、何を以って信用すべきか。
悩むよねぇ。
気持ち悪かったのは「私は死なない」だなぁ。
蠅がタマゴを生むって、それ、ソコで〜? 考えるだけでぞっとする。そして、そこからまた続く地獄。
怖い。切り刻まれても痛感してるとすると、彼の終わりはいつくるのだろうか…。
火を点けられても、骨を砕かれても、土の下に埋められても、続くよねぇ。
本はカバーをして読むわけだが、読み終わってカバーを外して、表紙を見てまたぞっとするわけだ、これが。
ホラーとミステリーの短編集10作品。後にある著者と大沢在昌氏との対談も面白かった。
二人では書けなかったというホラーチックな話は、井上氏の書くミステリー同様、にじりにじりと積み上げていく不安と動揺がやっぱり見事で、面白い。
COSMONAUT / BUMP OF CHICKEN
評価:
藤原基央,GEN ITTETSU トイズファクトリー ¥ 2,600 (2010-12-15)
【ディスク1】
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3年ぶりのアルバムだという。
うーん。どのみち私はアビスから入った人間だし、「カルマ」みたいなロック調の曲はないってことはわかっていたけど今回、どこを切ってもBUMPだなって仕上がりだなとは思うけど、わかるけど、正直物足りない。
ヒドク言えば、どれも特徴がなくて、印象的なメロディーはなかったし、
強い物語性というのもなかったので、それが残念。
押し並べて、過去と視界の狭い日常のような気がする。
過去を振り返ることにそれほど重要性も感じないし、ね。クロスするものもないしね。
時期的に。そして、今年、ベストなアルバムにちょっと前に出会ってしまったせいもあるだろうけど、
今は静かに歌詞を追える余裕もないので、、、
嫌いではないので、聴き続けるうちに突然、沁み込んでくる言葉に心打たれるかもしれないけど…。
期待以上ではなかった。
分別奮闘記は好きかな。
ごみと化した夢などいくらでもあるような(笑
燃やしたくないだけかもしれないね。いまだ、部屋の一角を、結構な体積とっていたりして、どうすんだろうとときどき思う。
ところで、この地域では「燃せるごみ」「燃せないごみ」と、当たり前のように書いてあるが、そもそも変換できない、「燃・せる」ってどういうことだろうね。
気にしなければ、燃やそうと思うなら燃やしていいごみですよ、ってことなんだろうか。「燃せないごみ」に弁当容器や魚肉のパック、化粧品や薬品以外のさまざまなプラスティックごみを入れていたが、同地域に住んでる友達に違うと言われて、役所で改めてガイドを貰ってきた。
燃やそうと思えば燃やせるごみは結構たくさんあるらしい。
乱と灰色の世界 2
凰太郎に触れられるとドキドキしてしまう乱は、魔力のコントロールができない。そんな乱のために母がよこした家庭教師は、なんのつもりか食っちゃ寝てるばかり。
乱に怪我をさせてしまった日比は花を持って乱の家にやってくるが、千客万来でゴタゴタの中、女性の姿からもとの子どもの乱に戻る姿を目撃してしまう。
そして、母の預かる世界より逃げてきたモノが、世界を荒らす前に、父・全と黒羽衆とともに出動するが、骸虫が逃げ込んだのは凰太郎の身体の中だった。
凰太郎とのドギマギ感もいいのだが、好きな子に意地悪してしまう日比くんがやっぱり好きだわ。
気になってしょうがない感じ、でも素直になれないのってところがいいよねぇ。
おまけ漫画が超かわいかった。
おかあちゃんがあまりにも色っぽい、つーか、あまりにもお色気路線に走りすぎてる気がして、読んでて疲れる。
家庭教師もなんだかキモチワルイ。
なんか、「うしおととら」と似たようなお守りさんなのかしらと思ったら、母は何故だか帰ってきた。ますます騒々しくなるのかと思うとちょっとうんざりしないでもない。
でも、凰太郎が気になるしな。
乱の正体を知ってしまった日比くんの今後も気になるしな。
今年最後の積読
家計簿つけはじめて何年だろうか。
もう他の手帳に浮気する気がないらしい。
表紙の色くらい毎年変えてくれてもいいのに、二種類しかないから、交互。
ついでと言うには多過ぎるか(笑)
本屋はやっぱり楽しくて、
恐ろしい。。。
立つ鳥は…
草原の少女はカイシャを今日辞めた。