◆小耳書房◆
小説・漫画・ラノベ・BL、読書レビューを中心に、
ぐうたらアラフィフの呟きと呑みと音楽のblog。
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シオーナ。
「この掴んで滑るほど、腐ったキャベツも売りモノなんですか?」
野菜価格が高騰してるからって、スーパーの怠慢は許せない。
ただのクレーマーみたいな扱いを受けたので、暫くあの店には行けないな。
ってなことで、八百屋へいったら知らない野菜が溢れていた。
赤い大根だの、赤いサトイモだの…。
しかしこれはテレビでみたことあるので買ってみた。
塩分を含んだ畑で作るとかっていうアレでしょ。
「ほんのり潮の香り
生でシャキシャキ
炒めてサクサク、揚げてトロリ
さわやかな塩味・酸味を不思議な食感ともどもご賞味ください」
おお、確かに塩味ですわ。
そして肉厚。なんか…ベロかんじまったかと心配するくらいの舌触りで、キモウマです。
ま、よく言えばアロエみたいな感じ。
風邪引いたり、口内炎できたときはよく鉢植えのアロエちゃんを切り、苦いとこだけ食えと差し出されたものだった。
今、アロエと云えば透明な部分だけしか混入している食品はないけど、あの緑の部分はどこへ行くんだろうな。
ま、いいけど。
3日経ってもこの新鮮さ。
若干塩味が薄れたきもするが。
煮たり揚げたりはしてないが、夜中に酒のつまみにモサモサ食べる分にはいいかも。
ビタミンってこのくらい・・・
これで78円。
お得なのか?
考えながらペコちゃんみたいに舌出してみたら、やっぱり血豆ができていた(爆
真空融接 春/びっけ
評価:
びっけ エンターブレイン ¥ 683 (2009-04-01)
いま一つ・・・
新刊キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!! ちいさいアレクシ! |
受給者と供給者、およそ一日一回は行わなければ、両者ともに体調不良になってしまうというエネルギーのやりとり。
適合するパートナーは医師が決めるが、アレクシに見つからないことで悩むフロランとパートナーのジル。やっと見つかったものの、アレクシの人見知りが災いして…。
いやぁ、子育て編を待ってましたよ。
異国でのラブストーリの末、生まれたアレクシ。ジルはパートナーとして複雑な心境だろうと思いきや、やっぱりさっぱり、大らかで懐の深いジルはどこまでも甲斐甲斐しい。
そういえば学生だったんですよねぇ。そりゃ、男二人での子育ては大変だわ。
しかし、アレクシの人見知りっぷりには、イカれそうでした☆
あのツンツンした彼がねぇ。自己紹介で泣くなよー!! かわいい。
ちっさいころから、ラエルは変わらないのね。パートナーが彼でホントによかったねと思ったり。
公演の近づいたエリアス、事故でパートナーを失った過去を持つ彼にようやくできたパートナーのキィル。歳の差と通いの距離を克服してふたりうまくやってきたが、練習中のエリアスのもとに報せが入る。「キィルが事故に遭った」と。
もう、怖いなぁ、止めて下さいよ。
エリアスが超かわいい。
「おいで」が好き。ああ、この二人好き。
幸せな気持ちになるねぇ。
あと、この国の王子様事情も。
国事態がそうなってんだから、そりゃ王子様もやりとりがあるのよねぇ。
パートナーという存在があるから、恋愛という形はないらしいけど、それでもやっぱり芽生える感情ってもんがあるわなぁ。
ラエルと王子様、似てない?(笑
下のと比べるとやっぱ、この二人ちょっと成長してるっぽいね。
丸角屋の嫁とり/山中ヒコ
評価:
山中 ヒコ 新書館 ¥ 600 (2009-09-30)
一作ごとにお話が良くなっていってる
お勧めできます。 うーん…… |
某旗本の側室として、正妻より先にできてしまったがために女として育てられた鈴は、男であることを隠して、祝言をあげる羽目に…。(丸角屋の嫁とり)
コンビニ弁当のサイクルまで決めるほど、変わり映えのない毎日を送っていたSE・神田のもとに、あまりにもなんにもできない染谷という後輩が入ってくる。世話の焼ける彼に…。(新しい武器)
多分、好みの問題だろうけど、ユル系がやっぱりダメっぽい。
シリアスシーンで、よくも逆U字の目なんか描けるなとか、今時、頭に縦線入れるのかよとか、ケモノ系の耳が生えてても、やっぱり好みで可愛く見えないこともあるんだなとか、悪魔的ツッコミをしているうちに終わってしまいました。
二本差しに商人がケンカ売ってお咎めなしって…?
嫁に行ったのに、髷結って帰ってくるって…?
拒絶反応ですね。
人気の高い作品に、ツッコミしか出てこないので、この辺でやめときます。
ゴメンナサイです。。。
ぼく・・・
「本屋の前の“ボク”、あれ、コワくない?」
「ああ、あれですねぇ、私も初めて見たとき、びっくりしました」
「ちょっと、膝が落ちてて、歩き疲れた感があるんだよね」
「夜中歩き回ってるかもしれないですねぇ」
「え…。止めて下さいよぅ、怖い話は嫌いなんですー」
「夜中、歩き回るんですよー。ガードマンが通りすぎると
「ふーーっ」って溜息ついて、
首をこう、ぐるんって回して。 ヒタッ……」
「止めて下さいよー! 歩き回る理由なんてないでしょーにぃ!」
「ヒタッ ヒタッ 」
「う〜〜〜〜〜」
「ボ〜ク〜の〜パ〜ン〜ツ〜ぅ!!!」
「ボク履いてません!」
…違うだろ(爆
久々に受け様と遊んでみました。
社会人らしからぬ前髪の長さのせいか、ヨワイものが多すぎるせいか、女性と視線を合わせないせいか、いろんな人にからかわれている受け様。
口癖は「さらっと」。
「さらっと流してください」
「さらっと抜けてください」
「受け様の髪のようにサラサラっと流しておきました」
男性社員のほとんどが、その長すぎるサラサラヘアーを気にしているのがようわかる回答。
無意味に赤面する私でした。
BEST OF GREEN MIND’09 /秦 基博
評価:
秦 基博 BMG JAPAN Inc. ¥ 3,124 (2010-03-03)
【ディスク1】
|
2枚組、ほとんどアコースティックヴァージョン。
イヤフォンで耳を塞いで夜を歩く人間には、コワイような求めていた世界のような。
それでもやっぱり聴いちゃうんだ。
この心地いい声。
このギター。
ディスク1の方は、どうやって録音したのか、客の声も拍手も一切なく、
スタジオの隅で息を殺して聴いているような感覚に襲われます。
自分のために歌ってくれているようなというより、私はこっそり盗み聞きしているような感覚に捕らわれます。
「アイ」はもう散々、youtubeでチェックしてたせいか、誰もいないホームのイメージが(笑
秦坊のラブソングはなぜか冬景色か夜だね。
好きな歌は「やわらかな午後に遅い朝食を」
…午後食ってんなら朝食でもないだろうけど、そうなっちまうこともままあるもんさね。
「AH 何かを始めるのに 遅すぎるなんてないから」
ホントにそうならいいけど。
応援歌として噛みしめたい。
新選組刃義抄 アサギ 2/山村 竜也(原作)、蜷川 ヤエコ(作画)
評価:
山村 竜也 スクウェア・エニックス ¥ 560 (2009-11-25)
うーん
凄い面白い!! この新撰組漫画は素晴らしい |
以蔵と相まみえた総司だったが、近藤に怪我を負わせることとなった。自分を責める総司にさらに歳三は叱咤する。
一方、試衛館に含みを持つ芹沢鴨が、一丸となろうとする彼らの存在を脅かす。
どうにも、このカラーと中味のギャップがね。
表紙からは想像もつかないほどの画力に、ホントにうっとりします。
「誠を貫け、ぢを衛れ」(爆
容赦ない拳固がたまらないっすね☆
こんな輩がいるんぢゃ、まだ死ねないねぇ。
芹沢とやらがコワいっす。彼の中に救っているモノはなんでしょう。
「竹光侍」の木久地と同じ匂いがします。しかし、このゾクゾク感がたまらないです。
斉藤一、飄々と人を食ったようなヤツで期待したんだけど、そういう人もやっぱり後くらいところがあるからのことなのか、面白い展開になってきましたね。
指揮官としては柔軟さっていうは、きっと大切な素質だと思うんだけど、この近藤さんのヘタレっぷりは好きかもしれない。
アソばれたい男…。洟タレてますぜ、先生。
新選組刃義抄 アサギ 1
山村 竜也 (著), 蜷川 ヤエコ (イラスト)
NON Tea Room/SHOOWA
評価:
SHOOWA 芳文社 --- (2007-11-29)
タイトルの意味が知りたい
独特に切ない!! お前はお前だよ |
音楽とスケボーのシュミが一致した連次を、バンド繋がり紹介されたケンタ。だが、連次のところのヴォーカル・アーサーへの想いを感じとってしまったケンタは…。(NON Tea Room)
ススムとモドルと名づけられたメンテナンス工場で働くふたり。名前も素性も知らないのに惹かれあうが、故障してしまったススムは戻ってきてから少し変で…。(Wipe it)。
初SHOOWAさんです。
おお、顔(表情)で語ろうとする漫画さんってスンゲー好きです。
「読めよ、オラ」的な力強さを感じます。
KYなんて言葉もありますけど、人間なんて所詮空気なんて読める動物でもないのに、「わかるわ」って瞬間を求めているもんだと思うんですよね。
だから好きなんですよ。そして、やっぱり予想をはずす展開だったりすると、なお面白い。
シリアスだけど、泥臭さはさっぱりなくて面白かったです。
「Wipe it」はどこかに始まりの話が載ってるシリーズらしい(笑
また補完しながら読んだことになるのかもしれないけど、説明要らない気がした。
…んだけど、クローンでAIっつーと、スイッチってなんだ? と思ったり。
オリジナルの刷り込みって残るのか、科学で説明できないものってやっぱりあるんだろうなと思う。
ほら、心臓移植した人の味の好みが変わったりとかって話とかって、あるっていうし。
医学や化学が進んでも、愛って変化はしないんだろうねぇ。
「そんじゃ××してみない」 ←さすがの私も伏せ字
「…」
その「…」ってやっぱ、そうなのか(笑
だとすると見送る人の「……」には、希望的野望が果たされてるんだろうなと思うとさらに笑った。
…しょーもねぇ!
ペンギン姿がたまらんかった。…教えなくていいこともあるさ。
FLESH & BLOOD 14/松岡なつき
冬が来て、病状も日増しに悪化する海斗に、ただ見守るしかないジェフリーは歯噛みするが、当の本人は未来を案じてあれこれ進言する。「自分の居ない未来」をも語れる強さに打たれるジェフリーは我にかえる。
同様に海斗を思うナイジェルは強行手段ををも選ぶが…。
未来から来てるはずの和哉を見つけられない海斗とリリーは、自分たちの仮説を見直し、元の世界に戻る方法を見つける。病を治すために元の世界に戻るべきか? そのためにはすべての嘘を告白しなくては…。
あああ、やっぱりラウルだけは!
ああ、返す返すもあそこで、またはあそこで、もう外を歩くの恥ずかしいくらいにギッタギタに〆ておくべきだったのだ。そう、できればしかるべくしてビセンテにそうして欲しかった。
そんで止めはやっぱりジェフリーに打ってもらいたいものだ。
ち。
ナイジェルはやっぱり、そういう人なんだろうなぁと思った。
最初の印象が「おばちゃん」だったので、そのまんまと云えばそうなんだろうけど。
いい人なんだけどね。
ナイジェルへの無言の拳固と、ルーファスとのやりとりが結構好きです。
傍にいるだけでは意味がない、祈っても救ってくれない神などいらない。イコールではないだろうけど、存在というものを深く考えているジェフリーだからこその力強さが伝わってくる。
ビセンテファンだけど、やっぱりジェフリーの懐の深さには適わないものがあるなぁ。
いい男ですわ。
気になるところで終わってしまったが、無事でいて欲しいですだ。
それにしても、気になるのは和哉だよ。
一番長く海斗を探し、一番長いこと会えない男…。
◆FLESH & BLOODシリーズ レビュー
- FLESH & BLOOD 1
- FLESH & BLOOD 2
- FLESH & BLOOD 3
- FLESH & BLOOD 4
- FLESH & BLOOD 5
- FLESH & BLOOD 6
- FLESH & BLOOD 7
- FLESH & BLOOD 8
- FLESH & BLOOD 9
- FLESH & BLOOD 10
- FLESH & BLOOD 11
- FLESH & BLOOD 12
- FLESH & BLOOD 13