◆小耳書房◆
小説・漫画・ラノベ・BL、読書レビューを中心に、
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歌川国芳-奇と笑いの木版画-行ってきました♪
行ってきました、府中まで。
駅からもちょっと遠かったんんですねぇ。バスで行って、帰りは桜並木に誘われて歩いているうちに駅に着きました。
レクチャーがあるから土曜日にしようかなぁと思ってたけど、ひょっとすると桜祭りだとかで、スゴイ人でになるかもしれない。
さて、思ってたより立派な美術館で、結構な広さでした。
最初のパネル説明によると、どうやら一人の蒐集家によって集められたらしいと云うので、びっくり。
歌川国芳。
30代になっての活躍だったとかで、浮世絵師としてもその当時としてもかなり遅咲きだったらしいです。初めは浮世絵として人気役者(歌舞伎役者)や美人画をコツコツと描いてます。水滸伝に惹かれ、それらの人物をたくさん書いてるうちに人気が出たそうで。
って、そんな時代にすでにそれが書物として読まれてたのかってのも、びっくりですけど、そこからさらに、日本の武人も負けちゃいないってことで、本朝水滸伝も描き始めたらしい。
筋骨隆々で、また着物柄やら、動植物やらもスゴイんだけど、それが本朝になると刺青まですんごくって。
マジマジと見入っちゃいました。
傾向として、風景画がどうやら好きだったらしいとの解説があるんで、東海道53次とか、道徳画としてもたくさん作品がある。
着物の細かさと言ったら、気が遠くなるような緻密さなんだけど、風景は簡略なのに奥行を感じる空間魔術がスゴイ。
それにしても、コマ絵とかいうのかしら、絵のタイトルと説明らしい文章だのが入っているんだけど、その筆の細さと字の美しさもまたスゴイ。
どんな面相筆だったんだろう。丸ペンより細い線な気がする。
コマ絵も象だったり蛙だったり、お洒落な飾り窓ばっかりじゃないところが面白い。
順調に浮世絵師として、力を発揮してきた国芳だが、
天保の改革とやらで、質素倹約のおふれが出て、役者や美人画を描くことを禁じられてしまうわけで。
そこからが真骨頂という解説ですが、まさにユーモアのセンスが爆発するんですね。
サイトで紹介のあった顔のある魚さん、人気役者の顔らしいです。
あと、鯉の背中に役者の家紋が入ってたりとか、「むだ書」と題された子どものらくがきみたいな絵もあったり。
鯉の背中に役者の家紋でも、当時の人々は喜んだだろうか。
どうだろうね、贅沢禁止とかって写真雑誌とか禁止になったら…
「真田が六文銭、まかり通る!」
ああああ、喜ぶわなぁ〜
ここら辺から妖怪やら、生人形やらの影響もあり、また猫好きだったらしく、猫の当て字だの、猫やガマガエルの擬人化だの出てくる。
どこか漫画に通じる世界を持っているんだろうね。烏天狗だの、化け猫だの見ていると『百鬼夜行抄』だの『雨柳堂夢咄』だの『うしおととら』だの思い出します。
ありました。
一番見たかったの、「相馬の古内裏」。
骸骨が美しいと思った初めての絵って多分これですわ。
平将門の妹が妖怪を呼んだんだって。
「お呼びですかぁ〜〜」
「出たーーーー!!」
・・・ってところかしらね。
あとで下のショップで見たけど、これが表紙になっている本って結構あるのね。
収録されている本もたくさんありました。けど、貧乏人だから画集は買えませんでした(涙
絵はがきに残念ながらこれはなかった。
家紋の鯉のクリアファイルとかに、心躍るがぐっとこらえ、猫の手ぬぐいにぐっとこらえ、ビンボー人は去っていくのだった。
まともな忠臣蔵で、おおかっこいいなぁとそれぞれの人物を探してみたりしていると、化物忠臣蔵では遊び心がどこまでも細かい。
富士山かぁと思っていると、ガマガエルだったり、松の盆栽だと思っていれば、猿が踊っているだけだったり。
奇と笑い、ホントにどこまでも楽しめました。
昔の字が読めるかなってな、ちょっとしたコーナーもあり、猫の絵で楽しくお勉強もできます。かばやき、読めん。
あと版画体験もできます。
子供に交じって並びました(笑
その横に「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」の版画原版と元スケッチがあったりする。
版画、スゴすぎるぜ。
2時間くらい見てましたかねぇ。
混んではいなかったけど、むやみやたらにじっくり見ている人とか居て(たぶん、私もその類だけど…)、ときどき足踏み状態になるけど、楽しめました。
ああ、やっぱ後期も絶対行こう。
FLESH & BLOOD 13/松岡なつき
評価:
松岡 なつき 徳間書店 ¥ 570 (2009-06-25)
徳間文庫入りを希望
相変わらず切ないねぇ 今後の展開の伏線的巻 |
暗殺を企てたウォルシンガムをも騙すため、海斗奪還に失敗したことを装いプリマスに戻ってきたジェフリーたち。療養のためにジェフリーの建てた新築の家に向かう一行だが、海斗は自分の病を誰にも告げられずにいた。
あの窮地で、一度手に戻った海斗をなぜビセンテはすんなり返したのか、海斗は秘密にしていることがあると勘ぐるジェフリー。思わぬ形で露見するが…。
「妖精の輪」と暦の謎を解き、こちらの世界へ行く方法を探る和哉を止めるべく、病の侵攻を遅らせるべくリリーの力を借りる海斗だが、和哉はついに、海斗が消えた光の中へ。
拷問なんかされたら死んじゃうよって、想像するだけで泣いていた海斗が、病に侵されているのに「死」に対して今回はそんな深刻でない気がする。もう飽和しちゃったのかしらね。
実際、その時代で見てるわけじゃないからわからんけど、喀血してるわりにはほかの作品なんかで描かれる病状より胡散臭い。…他が大げさなのかしらねぇ。
うつしちゃいけないと思うなら、まず言うべきだろう。
どうもその辺がちぐはぐな気がしてならない。
予想どおり、嘘はさらに嘘を呼び、嫌な展開だ。バレたときの相手の気持ちをもうちょっと考えて欲しいと思いつつ、ジェフリーを選んだ理由を「嘘をつかない人だから」って言う心境はどんなもんなんだろうと思った。
ヴィンセント。それは、最後に一言呼んだだけのはずなのに、連発する海斗。もしかして、かなりビセンテに想いが残っているのかしら。
おやおやおや、ラウルはまだ出てくる気なのか。ち、詰めが甘かったのはそのせいなのか。ああ、尻尾をつかまれているとかいうあの男もいたしなぁ。
ジェフリーたちとの関係が、いやぁな因縁となってなきゃいいけどね。
和哉の夢を見るからってそれが現実と、なんで思えるのだろうと、出てくるたび思ってたけどついにそれも明かされるのかしら。
和哉、このシリーズの中で、もっとも可哀そうな男だと思う。あれから、すべての時間が海斗のために失われたといってもいいくらいだし。
どうなるのかしらねぇ。
◆FLESH & BLOODシリーズ レビュー
- FLESH & BLOOD 1
- FLESH & BLOOD 2
- FLESH & BLOOD 3
- FLESH & BLOOD 4
- FLESH & BLOOD 5
- FLESH & BLOOD 6
- FLESH & BLOOD 7
- FLESH & BLOOD 8
- FLESH & BLOOD 9
- FLESH & BLOOD 10
- FLESH & BLOOD 11
- FLESH & BLOOD 12
FLESH & BLOOD 12/松岡なつき
いつでも海斗の傍にいるビセンテを、偽の書により遠ざけ、海斗奪還に成功したジェフリーたち。しかし、その前夜に海斗は自分の身体が憔悴しきっている病の根源を知り、またビセンテの心情を思い素直に喜べない。
海斗に追いつこうとするビセンテはトレドを締め上げ、友として手助けするアロンソたちと後を追うが…。
レオ。小生意気だけど真面目で、常に主を思う少年。はっきりいってウザいだろうとは思うけれど、立派な子だと思うのよ。
誰の目にも子どもに見えていようとも、「任されたのだ」というプライドとあくまでも主のためにと戦いにも臆することなく足を踏み出す。いい子だなと思ってしまうわな。
そんなレオに、博愛主義だと思っていたビセンテが、まさかの「がっかり」って!?
海斗だと思ってただけに、そりゃそうなのかもしれないけど、やっぱ「まさか」って思ってしまった。
すぐに自分を叱咤したけど、でも、なんか、そこまで盲愛なのかと思うと、そこまで変わっちゃう恋愛の形っていうのは嫌だなと思いつつ、ラストは漢をあげたビセンテ。
やっぱ、ビセンテ好きだわ。
なによりも、ラウルだよ。なんでこんなヤツを誰も締め上げないのかと、うっぷんをためていたところで、ようやくビセンテが一矢報いる。
ついでだから殴ってほしかったなぁ。出会いがしらの少年を理由はともあれ首絞める男だったら、殴り飛ばして蹴りまくって、泣きながら「助けて下さい」って跪くくらい痛めつけて、誰かに止めてもらうまで、ボコってほしかったわ。
海斗、ようやくジェフリーたちとともに、イギリスへ帰れるのね。
でも、あったとたんにまた嘘をつくのか。なんか止まらない嘘の上塗りになりそうで、こっちもどうやら幸せの兆しは見えないね。
イラストレーターさんが変わりました。この表紙は本屋で見かけるたびに気になった表紙だけど、今までのシリーズで愛着があったので、雪舟薫さんの繊細で細やかなタッチのイメージが抜けないなぁ。舐めるように見まくってたせいかしらねぇ。
フランス映画がハリウッドになったような感じ。
◆FLESH & BLOODシリーズ レビュー
- FLESH & BLOOD 1
- FLESH & BLOOD 2
- FLESH & BLOOD 3
- FLESH & BLOOD 4
- FLESH & BLOOD 5
- FLESH & BLOOD 6
- FLESH & BLOOD 7
- FLESH & BLOOD 8
- FLESH & BLOOD 9
- FLESH & BLOOD 10
- FLESH & BLOOD 11
グルト!
お試しか! 違う、お試し価格で売ってたので、ついつい買ってみた。
でも、やっぱ、吸いつく系はダメみたい。
こんなことで、人以下の血圧しかないのに、血圧上げてチューチュー吸っても味もなんも感じるもんか。
で、しっぽから絞ってみるけど、咥えているつもりがいつの間にか、胸にぶっ放していたりして…かなりアヤシイ状況に朝っぱらから陥るのでした。
ピーチ味とやらだけど、ゆるいヨーグルトの味しかしなかった。
「パパがタイプなんだってさ、うちの先生」
食パンの耳を引きちぎってジャムだけを舐め、皿に捨てる。
息子ユキトの汚らしい食い散らかしに、イライラが爆発しそうで、まだ寝ている夫がどうせ使いもしないのに、持っていくだろうハンカチに、きっちりとアイロンをかけながら生返事をしていた。
「パパがタイプなんだってさ、うちの先生!」
ち、笑わせやがる。
あんな、背広の肩に加齢臭とフケを乗せて歩いているような男、どこの誰がシュミだっつーの。
そりゃ、昔はよかったさ。
昔? 昔っつっても、アンタが生まれるちっと前だから、まだ6、7年しか経ってないんだけどさ。
あの頃は、デートの約束しただけでウキウキしたもんさ。
ああ、あたしも早まったなと思うわよ、そりゃ。もうちょっと、デートもしとくんだったわ。ウキウキなんてあっさりなくなるもんだって、知ってれば、こんなに早く、ロバだかラマだかわからないようなのっそりした変貌を遂げる生き物と結婚なんかしなかったわさ。
ちょっと、いい男だったの。
そうね、イケメンってほどでもないけど、そうねぇ、…あら、あらららら?
「ユキト。いま“うちの先生”って言った?」
遊ぶなって。
くじじゃないけど、ときどき変なセリフが書いてあるグルトでした。
網タイツのロールちゃんがみつかりません(涙
妄想炸裂/三浦しをん
あらすじはない。三浦しをんさんの2000年に初出されたエッセイ集。
エッセイは特に好きではない。感動し、笑いながら読めたのは、リリーフランキーくらいだからなぁ。辛口になるのもしかたないね。
炸裂っぷりはわかるんだけど、いつの話ってな時代をどうしても感じてしまうところがある。
妄想にしても、読書好きにしても時代劇好きにしても、どこまでもひとつのネタでいじくりまわして、こねくり回して一人で悦に入るところは止めどなくわかるし、楽しいとは思う。
たぶん、おんなじ人種ね☆と思う。
けれど、いかんせん、男のシュミにしても読書の路線にしても、古すぎるのとマニアックすぎるので、あまりにもアバウトにしかイメージが描けなくて、イマイチ乗れない。
まがりなりにもPを目指すなら、好きなバンドをカタカナ表記しちゃいかんよと思ったり。
でもすぐ毒づくところは共感持てたり。
あと、読んだ時期も悪いかもね。
今なら絶対、私の平凡すぎる私生活のほうが、本の中より何倍も楽しすぎるし、眩しすぎるからな(笑
オンタイムで読めたら、もっと面白かったろうなと思う本でした。
お彼岸なので
目黒川。
ちょうちん飾って、もう花見準備はばっちりって感じになってましたけど、桜はまだですね。週末くらいには咲くのかしらね。
目黒七福神の弁財天とおしろい地蔵も通りすがるのもなんなので、拝んできました。
帰りはやっぱりYGPよねぇ。というので行ってきました。
なぜかこんなところに恵比寿様が。
それにしても、恵比寿ガーデンプレイス。
だいぶ古くなった感じがした。
三越地下の北海道ライオンへ。
ま、ランチメニューなので、北海道もくそもなく、ステーキとハンバーグと焼きハヤシライスを頼み、当然のようにジョッキを頼む3人(笑
黒と琥珀と白エビスがありました。
プレミアムホワイト白穂乃香とやら飲みました。マイルドでした。
軽く2杯飲みまして、「もう食えない」といいつつ、口直しに珈琲を。
…ん?
「もう食えない」っていわなかったっけ?
ラ・プレシューズ(La Precieuse)
サイトで紹介しているより、ケーキも焼き菓子もたくさんある。
ラズベリーの酸味が美味かった。
奇と笑い
「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」
遠い、とおい昔だが。
中学の部活で見た、風刺絵の浮世絵師はもしやこの人だろうか、とちょと思った。
歌川国芳 奇と笑いの木版画
3月20日(土曜日)から4月18日(日曜日)
久々に美術展でも行ってみようかしらと思った。
ああ、しかしスライドレクチャーは日曜だけなのかぁ。
まあいいや。
「ほらぁ、でもぉ、骨のない魚とかっているじゃん?」
見かけが派手だととくに女性って、年齢がわからないんだけど、明らかに世代は違うんだろうなとは思うけど、ときどきというかたびたび話が通じない。
「ほらぁ、給食とかででたじゃん? かば焼きとかぁ」
かば焼き? そんなものは出た記憶がないが、かば焼きというと秋刀魚だろうか。でも骨はあるよなぁ。
「秋刀魚?」
「そうそう、さんまぁ。骨ないのに、海とか泳いでて、よく身体ボロボロにならないなぁとかおもわなぁい?」
…そうか、ニュースで見たが今は骨抜いてから市場に出されるものが多いっていうからね。漁場のおばちゃんたちがピンセットで抜いていることを知らないのか。
子どもが鮭の切り身が泳いでいると思っているのと変わらないわけだな。
「ところで、その黒いのって、なんていうの?」
私の弁当を指さす彼女。
「これ? 子持ち昆布です」
すると彼女は大げさに驚く。
「うっそー。誰の子?」
聞かれて呆然とする私。…はて、誰の子なんだろう。昆布って、タマゴで生まれるんだったろうか?
「つーことは昆布って両生類なの?」
海藻だと思うが、
「うーん、知らない」
私も笑えたもんじゃねぇなと思った。
唇にキス 舌の上に愛―愛と混乱のレストラン〈3〉/高遠 琉加
評価:
高遠 琉加 二見書房 ¥ 690 (2009-04-23)
感動は色褪せる事なく。
君と生きたいんだ。 「おいしい」と言えるまで |
フレンチレストラン「ル・ジャルダン・デ・レーブ」のシェフ・修司は自分がその道を選んだ理由を回想する。スペインで文無しになり流れ着いたフランスで、行き倒れた彼を救ったものは、小さなカフェのスープだった。
父親に遺棄された場所はフレンチの老舗・ゴルド。それを買収することを目的に生きてきた理人は、修司に会い、出会ったときから自分を壊してしまう男だとわかっていたものの…。
その一夜後、理人は本社に呼び戻され、ヤガミグループのTOBで勝ち残るため、叶に力を貸すことになり、修司からも、ディレクトールとして過ごしたレーブからも遠ざかり、本当の気持ちに気づく。
「このBLがやばい!」第一位。
だからって途中から買うなよ! って感じですが、なるほど1位って納得するくらい、丁寧な文章でした。
おそらく前の巻あたりに、嵐の夜(笑)があったようで、ヤガミGPの上司であり、恩師である叶さんとやらは実は……な存在だったんだという、きっと最初から読んでたら「なんてこと!」って秘密な設定なわけで。
嵐で傷ついた人間を保護し、昔っから君だけ見てたよって、揺らぐ設定なわけだなこれが。
料理や元彼女(妻?)だかには非常にまじめで至って普通な、そしてちょっぴり過保護っぽさも見せる弟思いの修司とやらは、なぜか理人には強引みたい。
なんとなく、イライラするというか、やっぱり苛めたくなるんだろうな。
その辺も、この巻だけではわからないんだけど、扇情の余韻が描かれています。
細やかな感情表現も結構好きです。
フレンチはさっぱりわからんのだけど、料理の描写もワインも、経済ウォーもちゃんと描かれていて、なかなかスゴイなと思った。
ヴァン・ショーとやら、飲んでみたいなぁ。
逆に、婀娜シーンがやけに簡素というか、借り物みたいな…。
フランスでの、言葉も通じない店での、アルマンやその一家との交流の場面が好き。
「人はなにでできているか」
よいね。
皆で食事することを強制されて、どうにか食べてきたらしい理人は、レーブを離れてから、特に食欲もわかず、忙しさにかまけて過ごしていた。
それだけに、レーブでおひとり様シーンは、すごくよかった。それは泣いてもいいと思うよ。
別に腹がならなきゃいいや、とか、夜は酒があるし…なんて、思っている私としては、美味しいと感じることって、ホントはホントにスゴイことなんだわって改めて思った。