片雲さくら

美青年でイメージする100の質問 【本 番 101〜150】

【美青年でイメージする100の質問】、いよいよ本番です。
って、自分で作っといてなんですが、「肩慣らし」がすでに肩慣らしじゃなかったので、今回も相当苦労しました。
7つも8つも同回答になってしまうので、いっそ、古くてもいいから漫画をもっと入れようってことで、100番までには考えてもなかった懐かしい人なんかも入ってます。
漫画を入れるとねぇ、如何にマイナーなもの読んでたのか思い知らされる気がしてねぇ…。
ま、いいや、とにかく。
注)含BL、含漫画

美青年でイメージする100の質問 【本 番 101〜200】 前半
エイリアン通り(ストリート) (第1巻) (白泉社文庫)
101  金髪碧眼
シャール【エイリアン通り(ストリート)/成田美奈子】
セレムが好きでした。

鋼の錬金術師 23 (ガンガンコミックス)
102  長髪
エンヴィー【鋼の錬金術師 23 (ガンガンコミックス)/荒川弘】
悪い子ちゃんだけど、アニメ(旧)から入ったからなぁ。あの露出度。

伯爵と妖精 恋人は幽霊 (コバルト文庫)
103  黒い肌
レイブン【伯爵と妖精/谷瑞恵】
未だにアニメのエンディングがちらつく…。

少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)
104  白い肌
雪風【少女七竈と七人の可愛そうな大人/桜庭 一樹】
永遠の少年になるのねぇ。

艶漢 1 (WINGS COMICS)
105  無駄のない筋肉
詩郎【艶漢/尚月地】
きゃしゃだけど、あれだけ動くんだから筋肉なんだろう。

百日の薔薇    アクアコミックス
106  いい匂いのする男
タキ【百日の薔薇/稲荷家房之介】
クラウスがそういうから…。

イルゲネス?黒耀の軌跡 1 (1) (BLADE COMICS)
107  印象的な瞳の色
フォン【イルゲネス/桑原 水菜,石据 カチル】
瞳の色のおかげで急接近♪

もっそれ (2) (Wings comics)
108  料理上手
羽田【もっそれ/南国ばなな】
喉の奥に人が住んでいるだけあるよねぇ。

吸血鬼と愉快な仲間たち Holly NOVELS
109  味オンチ
アル【吸血鬼と愉快な仲間たち/木原音瀬】
味噌汁にチョコはやめようね。

灰色のピーターパン―池袋ウエストゲートパーク〈6〉 (文春文庫)
110  つまみぐい
マコト【池袋ウエストゲートパーク/石田衣良】
店先でしょっちゅう食っているよね。

土蜘蛛奇談〈下〉 (講談社X文庫―ホワイトハート)
111  常に食べている
琴平敏生【奇談シリーズ/椹野道流】
読んでて胸やけするほど、ホントに常に食っている。

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)
112  ヘビースモーカー
行天【まほろ駅前多田便利軒/三浦しをん】
割と多いんだけど、今回は彼にしといた☆

鋼の錬金術師 (9) (ガンガンコミックス)
113  銜え煙草
ハボック【鋼の錬金術師/荒川弘】
次元(ルパン三世)と言いたいけどコミックは読んでないので。

龍泉奇談 (講談社X文庫―ホワイトハート)
114  嫌煙家
天本森【奇談シリーズ/椹野道流】
喫むくせにねぇ。

地図のない街 (ハヤカワ文庫JA)
115  アル中
キリさん【/風間一輝】
ゴロさん、ピンちゃんもアル中だが美形かどうか…。

どうしても触れたくない (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 26)
116  下戸
嶋【どうしても触れたくない/ヨネダコウ】
酒もタバコも大嫌い。だから、ねぇ。うふ。

漂泊者(ながれもの) (角川文庫)
117  ザル・うわばみ
室井辰彦【漂泊者(ながれもの)/風間一輝】
ご飯以外で酒に金を払っているところはみたことない…。

艶漢 (2) (WINGS COMICS)
118  酒癖が悪い
光路郎【艶漢/尚月地】
こういう酒癖なら大歓迎だ!

Black Jack―The best 11 stories by Osamu Tezuka (17) (秋田文庫)
119  守銭奴
ブラックジャック【Black Jack/手塚治虫】
守銭奴とは言わないのかもしれないけど…。

おはなし絵本 映画おじゃる丸 約束の夏/おじゃるとせみら (おはなし絵本)
120  マメ男
田村カズマ【おじゃる丸/犬丸りん】
あんなマメで面倒見のいい男は滅多にいない。

メッシュ (1) (白泉社文庫)
121  天の邪鬼
メッシュ【メッシュ/萩尾望都】
喧嘩の原因はほぼそれだよね。

今日から俺は!! (1) (少年サンデーコミックス〈ワイド版〉)
122  トラブルメーカー
三橋貴志【今日から俺は!!/西森博之】
通りを歩くだけで喧嘩になるよね。

もっそれ (Wings comics)
123  ボケ
千歳【もっそれ/南国ばなな】
聞き間違いがすでにボケ。

もっそれ (3) (Wings comics)
124  ツッコミ
屋久島【もっそれ/南国ばなな】
ツッコミたいのはそこじゃないかもしれんが…。

となりの怪物くん 2 (デザートコミックス)
125  天然
ハル【となりの怪物くん/ろびこ】
保護が必要なキケンな怪物くん♪

土蜘蛛奇談〈上〉 (講談社X文庫―ホワイトハート)
126  ちょい悪オヤジ
龍村泰彦【奇談シリーズ/椹野道流】
若いはずだけど、どうもおっさんに見える。

屋上ボーイズ (コバルト文庫)
127  飄々
小林親和【屋上ボーイズ/阿部暁子】
だから崩してみたくなるんだけどね。

コダマの谷 王立大学騒乱劇 (ビームコミックス)
128  のらくら
ライダー【コダマの谷 王立大学騒乱劇/入江亜季】
だから追っかけまわされる。

土蜘蛛奇談〈上〉 (講談社X文庫―ホワイトハート)
129  楽天家
河合【奇談シリーズ/椹野道流】
ストレスなさそう。

吸血鬼と愉快な仲間たち Vol.4 (Holly NOVELS)
130  殺伐
暁【吸血鬼と愉快な仲間たち/木原音瀬】
シビアに罵倒するよねぇ。言われたい。

百日の薔薇 2 (アクアコミックス) (オークラコミックス)
131  狂暴
クラウス【百日の薔薇/稲荷家房之介】
狂犬。

宮廷神官物語―選ばれし瞳の少年 (角川ビーンズ文庫)
132  心配症
鶏冠【宮廷神官物語/榎田ユウリ】
おかあぁさぁん。

土蜘蛛奇談〈上〉 (講談社X文庫―ホワイトハート)
133  豪快
龍村泰彦【奇談シリーズ/椹野道流】
豪快なのに解剖医だなんて…。

今日からマのつく自由業! (角川ビーンズ文庫)
134  さわやか
コンラッド【まるマシリーズ/喬林知】
笑顔がね。

ケロロ軍曹 (9) (角川コミックス・エース)
135  ツンデレ
ギロロ【ケロロ軍曹/吉崎観音】
何気に弱いよね。

明日はマのつく風が吹く! (角川ビーンズ文庫)
136  ヘタレ
渋谷有利【まるマシリーズ/喬林知】
へなちょこだし(笑

NHKおじゃる丸 (小町ちゃんにメロリンコ) (NHKシリーズ―おはなし本)
137  泣き虫
坂ノ上おじゃる丸【おじゃる丸/犬丸りん】
は、しまった。妖精だから男じゃないかも…!?

土蜘蛛奇談〈下〉 (講談社X文庫―ホワイトハート)
138  甘え上手
琴平敏生【奇談シリーズ/椹野道流】
ホント、上手いと思う。

有閑倶楽部 (10) (集英社文庫―コミック版)
139  ゴージャス
美童グランマニエ【有閑倶楽部/一条ゆかり】
社交界の人だよね(高校生だけど)。

幻月奇談 (講談社X文庫―ホワイトハート)
140  忠義
小一郎【奇談シリーズ/椹野道流】
だから存在を忘れないでください。

BANANA FISH REBIRTHオフィシャルガイドブック
141  カリスマ
アッシュ・リンクス【BANANA FISH/吉田秋生】
良くも悪くも、どんな環境でも。

幽霊宿の主人icon
142  手の早い男
秋月青之介【幽霊宿の主人/波 彬子】
あれじゃ隠し子がいてもおかしくない…。

(画像はセブンアンドワイから)

伯爵と妖精 恋人は幽霊 (コバルト文庫)
143  口説き上手
エドガー【伯爵と妖精/谷瑞恵】
読むと恥ずかしく熱くなるので続きが買えない…。

有閑倶楽部 (10) (集英社文庫―コミック版)
144  頭脳明晰
菊正宗清四郎【有閑倶楽部/一条ゆかり】
正義にも犯罪にも有効♪

あいにくの雨で (講談社文庫)
145  傍若無人
熊野獅子丸【あいにくの雨で/麻耶雄嵩】
目の中入れても痛くない!

Inoue Takehiko illustrations
146  天才
桜木花道【SLAMDUNK/井上雄彦】
「天才ですから」

Blue Moon
147  嘘吐き
英一【Blue Moon/森脇真末味】
「嘘吐き」の回は泣いたねぇ。

(画像は復刊ドットコムから こちらで新装版全3巻が入手可)

恋刃 (双葉文庫―R/EVOLUTION (ご-04-05))
148  ポーカーフェイス
サーシャ【/五條瑛】
だから、亮司とすみれの前で時々表情見せないでください。

これがマのつく第一歩! (角川ビーンズ文庫)
149  小悪魔
サラルキー【まるマシリーズ/喬林知】
ほぼ、嫌いなんだけどね。

GARDEN (ゼロコミックスデラックス)
150  天使
朱鷺【GARDEN -コンクリート・ガーデン-/寿たらこ】
綺麗な話だった。



後半 続きはこちら

【美青年でイメージする100の質問】


TOPへ
片雲さくら

終わらないなぁ

選挙の日って雨ばっかな気がするのは気のせい?

「美青年でイメージする100の質問」本番編をやっていたのだが、終わらない。
あまりにも重複しずぎるので、思い切って漫画優先(つか、ほぼアニメだよ…)で変えてみたら、さらにぐちゃぐちゃになった。そうすると画像をひっぱってこようとすると、なかなかないのねぇ。さびしいわ。



そういえば最近描いてないなぁと思って、、、
なぜかビール。ビールに見えるか?
水滴が胡散臭過ぎ。
勢いあまってビールのテンプレでも作ろうかと思ったが、これも途中でめんどくさくなって放置。
もう夏も終わるっていうのにね。
いやいや、ビールは通年の飲み物ですわよ!

TOPへ
片雲さくら

久々のシカオちゃん

佐野元春のザ・シンガーソングライター 先週と2週続けてゲストは、久々のスガシカオ。
詩については滅多に語らないシカオちゃんが、めずらしく語ってました。
先週の回ですけど、佐野さんがシカオちゃんの「SWEET BABY」を朗読した。
凄いよかった。
エロだと思っている人もいたようだが、私の中では「スガ汁」には入らない曲、だけどカラオケではちょっと歌えない歌詞だったりするが、佐野さん、途中胸をたたく音をアクセントに入れながら、異世界のことのように朗読していた。カッコ良かった。

「リンゴ・ジュース」が日韓友好条約のことを考えての歌だなんて、はじめて知った。
そういわれると、なるほど意味が違ってくる。

今回は学生とのワークショップで、写真を見ての作詞と質問タイムでしたけど、なるほど最近若者にもスガシカオって浸透しているんだなぁと、学生さんたちの熱心な質問を聞いていて思った。

昨年のツアーでイメージが違ってしまってから、今年のシングルは買ってない。
詩という意味ではどうだろう。私は「TIME」がベストだったからなぁ。曲としてもこのアルバムが基準だしなぁ。
やっぱり90年代に感じたことに大いに違いがあるせいなのかしら、とか、今回見ててちょっと思った。



TOPへ
片雲さくら

満天星 (二見シャレード文庫)

評価:
神江 真凪
二見書房
¥ 650
(2008-09-22)
絶望から再生へ
もうちょっと、キャラに存在感が欲しいかも。
嘘はついてない。話していないだけ。

満天どんの口調を想い浮かべてしまうと、どうしてもミスマッチなこの表紙がカワイソウすぎて手に取ってしまいました(笑

 

小さな町の図書館司書、田舎からようやくありつけたお仕事も慣れたある朝、喬は君塚の部屋で目覚める。…酔った勢いでそういう関係になってしまったのか。君塚はよく図書館を利用する男だった。次の日脅しともとれる交際申し込みに頷くしかなった喬だが、次第に君塚といることに心地よさを覚える。
喬の好きな作家「塚原映一」は唯一冊しか本を出していないのだが、その表紙のイラストに惹かれて好きになった喬は、君塚にその原画を見せられ、唯一の肉親である祖母を失った日のことを思い出し涙した。最初の夜はそこから始まったのだった 。

 

物語の始まりからできているので、表紙に嘘はなくどうやらべた甘のお話かと。
引っ込み思案で周りに気を使ってばっかりいる喬という男、そして幼稚園児でもあやすように過保護な君塚、鼻から和菓子でも突っ込まれたような甘さ加減に、こりゃ横恋慕もなけりゃ、突然の別れもないだろうと思ってしまうくらい、もうできあがってんのにさらに深く仲良くなろうとする二人。

 

いやいや、それじゃ物語になりませんよ。
ってことで、「ひっかかったことは最初に聞こうよ」ってことが、あとあと「やっぱりね」ってことになる。
嘘はついてない、話してないだけ。
それって嘘を含んでるってことだろうが、騙されちゃあかんよ。いたずらっ子の常套句じゃん。
小さな棘が気が付いたときには五寸釘になっていたわけですよ。
一緒にいてしあわせだなぁって思ってしまったので、なんとなく遠ざけてしまった話題なんでしょうけどね。
でも、残ページ数からして心配することもなく、暗く寂しい時期はほんのちょっとなので、なんというか、さらにお人よしを買って出た神崎という男がいてくれたおかげで、こういう場合もっと時間が距離が開くものだろうと想像する間もなく、元の鞘。ふ。

しかもちゃんとお休みの日の前に、、、この配慮! ピエロか? 編集者の性なのか? ネタのためならそこまでするのか担当って!? …いや、褒めてるのよ。

 

「すいません」
「なんでおまえはいつも、そんなに簡単に謝るんだ? 謝ればそれ以上、揉めないで済むからか?」
〜略〜
「謝られるたびに、信頼されてないみたいに思えたんだって」
(P222)
「信頼ってなんだって話だけど」って、続けられちゃってつい噴き出してしまいましたけど(ホントだよ、言えたギリじゃねぇって)、ここは好きですねぇ。
「生きててすいません」とか「触らぬ神」精神とか嫌いなので、ね。
他人に漏らす位には、気に障ってたのかと思うとただの過保護な人ではないのかと、ちょっと安心する。

 

過保護については、毎晩の電話(メールじゃなくて)とか読み聞かせにわざわざ来ちゃうとか、その辺は喬の知り得た理由に由来するところもあるけど、それにしたってやたら甘い人だなぁと思っていたのは、やっぱり重ねて見てたからなんじゃないかなと思ったんだけど、どうなのかな? 他の作品も読んでみないとわからんかもなぁ。

 

TOPへ
片雲さくら

ぷはぁ〜

090828_1959~01.jpg
…よくわからん。

考え過ぎて気持ち悪くなる。
が、考えてもわからんことは、ひたすら考えてもしょーがないので、とりあえず呑むことにした。

秋限定がもう出てるんだねぇ。

よなよなエールも買ってみた。
インターナショナル・ビア・コンペティション金賞、モンドセレクション金賞、インターナショナル・ビア・アワード金賞、だそうだ。


最近安い発泡酒ばっか飲んでたから、「香り高い味」というのが、リコピンの高いトマトの味のようにしか感じない。
…なんか勿体ないのぅ。

よなよなビール公式サイト
nanacoさんに言われて見に行ったら、面白かった♪
ザビエルも見つけてね。
TOPへ
片雲さくら

鬼の哭く森―マルゴの調停人

「ナノの調停人」としてまた、アルゼンチンでのノエルの尻拭いというちょっと恥ずかしいデビューが、協会関係者にもマルゴの住人にも噂として広まっていることに頭を抱える賢斗。ノエルの下で勉強するべくイギリスに渡る準備を佐々木がする間、アジア担当の調停人・アレクの調停を見ることになる。座敷童しと狢の所有権をめぐる調停はうまくいったが、鬼と火車の土地争いは調停後、不服とした両者が戦いを始めることに。
「誤差」がわかる賢斗はその調停が中間でないことに気づいていたのだが。それを守護人に指摘され…。

 

ノエルは? ノエルは? ノエルは?
と、待っているうちに終わってしまった。そうだよね、日本だもんねぇ。ぐすん。

 

「頭ではわかっているんだけど、感情がついていかない」
いやいや、どうも賢斗くんはそう見えないぞぅ。
勘は働くけど、言葉にできないといったほうがいいんじゃないかと思うくらい、どうやって「ナノの誤差で中間がわかる才能がある」と判断されたのか、さらさら不思議。
わかっても伝える言葉がないというか、そこまでの知識(しきたりとかそれ以前に、コミュニケーション能力が)がないと、できない仕事だと思うんだよね。
幸い触発されるような人間(プラス人間以外)がたくさん周りにいるわけだから、さくさく成長してくれると嬉しいね。

 

クオーター吸血鬼で年下のイサにでさえ、わかること、見透かされることにオドオドとしている。
やりたいことができたから、高校をやめて留学する。その理由さえ(隠さなきゃいけない事実があるにしても)うまく伝えられないってどうなんだろうって、ちょっと呆れた。それほど説明はなかったけど、そりゃ石沢さんだって怒るよ。
ま、仲直りしてくれてよかったけどね。

 

イサは嫌々ながらも家族の元へ顔をみせる。賢斗もついていったわけだが、「クオーター吸血鬼」であることを知らないながらも家族は、どことなく察知しているのではないかと感じる食卓。
可哀想だ。細い糸の上で綱渡りをするイサ、普段しれっとしてるだけに、姉になり変わってぎゅうと抱きしめてやりたくなるね。

 

それにしても今回はちょっと薄っぺらい感じがしたな。
デビュー作で力使いきっちゃったのかしらね。それとも日本の妖怪には箸置き程度の関心しかないのかしら、あまり奥行を感じない、さらっとした話だった。
それよりも、ハビ(山羊男)に含みを持たせることに余力を使っているような。。。

 

パンツ見せる腰穿きってもう死んだファッションだと思ってたけど…、そのままイギリス行くのは勘弁してほしいなぁ。
イサと佐々木と一緒なんだから、見あう格好しようよ。
アルクのファッションをつっこんでる場合じゃないと思うぞ。
文句いいつつ多分、次巻も買う予感。…ノエル。

 

TOPへ
片雲さくら

砂の上の楽園

砂漠の中の都市国家ミモ、国王暗殺の密命を受け潜入したアシラー。国に入る時金も持たない女旅人イライザと知り会う。ミモは折しも幼き弟殿下と遊牧民アグラ族の姫との婚礼を控えていた。女神の都市ミモに他所の血を入れるとは。暗殺を目論むのは、アシラーに命じた隣国だけではなかった。

 

ヤン様!
幼き弟殿下にこれを期に王位を譲ろうとしている兄に忠義するヤン、なんか今市子さんの作品で初めて男くさい男を(しかも美形)みた気がする。
いやいやだって、今市子さんの絵はきれいです。きれいですから描けば当然美形になるのはあたりまえですけど、どことなく抜けている、どことなくヘタレ、どこまでもヘナチョコか、容姿も粗雑な無骨ものだったりするじゃないですか。だから「いかにも」なヤン様に初めてドキドキしましただ(笑

アシラーの過去、死者の魂を運ぶ鳥ハーピナー、弟殿下、結婚相手、そしてイライザの目的。
緻密に組まれた細々した設定が濃厚で、短いページ数(P100)の割に読んだぁって気になる。

 

あわてんぼうの弟が、友達と旅行に行くと言ってたのに、その途中で電車に跳ねられ死んでしまったと言う。遺体確認するも首がまだ見つかってない。実感のわかない家族。ところが翌日、父の前妻のところへ弟が訪ねに行くと言う連絡があったと言うではないか。(僕は旅をする)

これと「雨になればいい」はホラーですね。「ぎゃあ」ってオチが心地よい…って言い方も変だけど、王道ホラーかな。

 

盆と正月より大事なひなの節句には国江家の親戚中が集まる。外へ出てしまったと言う敦史が来ていた。この節句も聞かされる話も、なにより家のしきたりも好きではないのに、亜沙子は…。(夜の森の底に)

古い家のしきたりとか、小さな村の慣わしとかって、奉られるだけの経緯なんかを聞いてしまうと、嫌だと思っても蹴飛ばせないような気がしてくる。無神論、無宗教でも信心深い人種だと言うのはそういうところからくるのかと思ったり。

 

忘れかけた記憶の中の王子様って、これまたありがちだけど魅惑的に思えてしまうのは、少なからず忘れている部分があるからなんだろうね。
それもまたロマンだね。
iconicon 画像がないのでBoobleから

 

TOPへ
片雲さくら

喉から地鳴りがする男

今週は珍しく、一所で働いているのだが、臨時派遣にはまるで仕事を把握させない意図でもあるのか、毎日違う部署へと流される。
今日のところが一番明るかった。
音楽が流れている仕事場って久々だったわ。
「効率を上げるためにライブバージョンにしました♪」ってのは本当かい? ってほどなんかのライブが流れてた。わかったのはBUMPとラルクだけでした(笑

それにしても。
解釈のしようがないのだが、時々覚えの悪いやつに教えながら仕事してくれと言う感じで向い合わせで、相手が終わるまで手伝うという作業があって、それで組まされたのが、
「どっかで見た顔だ」ったわけよ。しかも、
「このしゃべりかたもどっかで見た」ってわけよ。
ずっと考えていて、あまりにも楽しくなっちゃって、普段ありえないほどやさしい私がそこにいた。

もしかしてこれかなぁと思いながら調べてみたらやっぱりそうでした。
「アズールとアスマール」に出てきたクラプーですよ。
クラプー

しょっちゅう、会話の途中につばを吐く、ていうんじゃないけど、
「ブー」とか「ぅぐぅ〜」とか擬音を挟まないとしゃべれないらしい。
しかももごもごしゃべるもんだから、BUMPに夢中になっていると聞き取れなくて、聞きなおすと「ブー」とか「ぅぐぅ〜」とかが増えてくんだよねぇ。
おもしろがっちゃいけないのかもしれないけど、おもしろかった。

つくづくアズールっていい子なんだなぁと思った。
「アズールとアスマール」公式サイト
レビューはこちらレビューはこちら


アズールとアスマール [DVD]
ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント (2007-12-19)
売り上げランキング: 6072
おすすめ度の平均: 5.0
5 “美しい”の一言に尽きる
5 上質な絵画作品のような映画
5 夢でも見れない、ステキな映像。
5 惚れました
5 美しすぎる



TOPへ
片雲さくら

懐かしい花の思い出 (ソノラマコミック文庫)

評価:
今 市子
朝日ソノラマ
¥ 580
(2002-01)
「こわい」系への適性の萌芽がみえる

双子なのに長男として育てられた正之はある日、どこか親戚に貰われていった。中学になって再会した真治は家族のものには告げずに正之と会っていた。ピアノコンクールで勝ち抜いていく正之を羨ましがる真治。家にはピアノがあったのにと言う正之だが、その辺りの記憶が曖昧な真治。ピアノがあった部屋、泣いていた女性と足元にあった百合の花。…何故長男が貰われたのか、ふいに湧く疑問。

 

双子が出てくるだけで、ミステリアスだと思ってしまうところもありますが、競馬にプロレスとエネルギーを持て余しているかわいらしいおばあ様が、憎めません。
双子になったことがないのでわからないけど、同じ顔だもんだから、「記憶が入れ替わってしまった」なんて疑惑を持つのも当たり前のことなのかしら。自分が見て聞いて触れたわけでもないのに、話を聞いただけでさも自分が体験したように記憶してしまうと言うのは、ゾッとします。
ピアノまで弾けちゃうって、それはそもそも天才だったのかもね。

 

「牛乳ください」
酔っ払って帰った学生寮でぶつかった相手の飲み物を溢してしまったので、持ってた牛乳を渡したら、次の晩も次の晩も牛乳を求めて誰かがドアをノックする。寮生たちで探してみるが、姿は見えず…
(眠りにつく前牛乳を)
ドアの前に置いておくと牛乳パックがなくなっているんです。
「ありがとう」と声もするのに、超ダッシュでドア開けても姿も、走り去る音も聞こえず。じらして(そんなつもりもなかったが)上げなかった次の日には、お礼のつもりかお酒が。
調子に乗って、酒を入れる入れ物をたんまり置く学生たち。
ホラーチックだろうと得をするなら万々歳、ってやっぱりそういうもんですよねぇ。
「夏服の少女」もそうですが、こういう軽いタッチの怪談話って好きです。

 

SFっぽいのと、異国の姫様のファンタジーもあり、いい本ですね。
デビュー作だと言う「マイビューティフルグリーンパレス」も収録されてます。絵柄もテンポもなんら変わりがないので、これがデビュー作かと思うとひたすら驚きますね。

今市子さんのキャラはどれをみても奥行を感じるのは、ちらっとでも、生活(衣食住)と親親戚、ご近所さんというものが出てくるからですかね。
「マイビューティフル〜」と「六月病」は軽く流しますが、BLタッチです。

 

色白で目がおっきくって着痩せして見えるために押し倒されちゃう男の苦悩。
そして何故か目が追ってしまう男。親しく話すようになったと思ったのに、彼はある出来事をきっかけに、寮を出て行ってしまう。
(六月病)

まぁ、展開がわかる話でしたけど、爽やかで、良うございました。

 

「ユディトの帰還」、これも面白かった。8ページでこれだけの展開を見せるなんて、今市子過ごすぎる!と改めて思った。
タイトル字が手書きって…、出典何? 同人誌かな?

iconicon 画像がないのでBoobleから

 

TOPへ
片雲さくら

のろわれた手術(オペ)―手塚治虫恐怖アンソロジー

手塚治虫怪奇アンソロジー。
ブラックジャック、IL、どろろ、三つ目、ミッドナイトなど、オイシイところ揃い踏みのホラー短編集。
これら代表作は知らないなぁと言う方には、「ああこういう話なのね」って一発でわかる内容ともいえる。ILと三つ目はわかんないかな? 三つ目はアニメで融合されちゃったからチョイ役のヘンチクリンだと思っている人もいるようで。
ネタを求めてあちこちさ迷う手塚自身の話もあり、どこまでホントか、そんな話も楽しい。

 

人面瘡―手塚治虫怪奇アンソロジー (角川ホラー文庫)
と言うことで、こちらも同じくアンソロジー。
ホラーと言いつつ、手塚作品ですから、戦争、人種、人情、色々考えさせられますわな。

 

TOPへ
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2009 >>

rss atom 管理者ページ
Selected Entry
Recent Comment
Recent Trackback
Categories
Archives
About
 
Recommended
無料ブログ作成サービス JUGEM