片雲さくら

折りたたみ傘 乗り物系

 
 

「これ甥っ子に…」
なんて考えてしまうのはもうおばあちゃんな気持ちなのかもしれないっすなぁ。

甥っ子乗り物大好きだからな。
こないだもロフトで電車の絵がらの鉛筆を買っていった。
4角なので、鉛筆削りが使えないよと姉に文句を言われたが知るもんか。
え? 小学校に上がったらボンナイフで鉛筆の削り方って教わらなかったっけか? え? そんな物騒なもの今の時代は子供に持たせないのか。
ちなみに埼玉には書道のかわりに書き方の勉強があって6Bはおろか10Bもあるという話を聞いたのだが、いまだにみたことがない。埼玉のどの地域なんだろうねぇ。

脱線したが、新幹線。
N700と700系は違うのか?
わからん。

 
 

 
 



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片雲さくら

di[e]ce-ダイス

評価:
咲木 音穂
一迅社
¥ 580
(2007-09-25)
意外
線が綺麗で見ていて飽きない。
di[e]ce

ゲームも実際でも喧嘩上等の輝月。だがゲームランキングはある日「SION」という者にすべて首位を奪われていた。
輝月には「一卵性」とまであだ名されるほどそっくりな陽輝がいた。誰のいうこともきかない鉄砲玉な輝月だが陽輝のいうことは聞く。そして心配の種も彼。
ある日突然、学校で室温急上昇。暑いの苦手な輝月は友紀とともに逃げたが、学校はなぜか突然バトロワ会場に。そして「SION」を名乗る謎の上級生は輝月だけは救えると彼らに手を貸す。180分以内に校内からでないといけないというが出口が見つからない。気温は上昇。他の生徒はなぜか狂暴凶悪化し、彼らを襲う。
陽輝、お前も戦えと執拗に迫る声、これは一体―?

 

なんだ?
絵がきれいでダイナミックなので、「なんだ? 何が起こったんだ?」と思っているあっという間に読み終わってしまった。ああ、続きも買っとけばよかった(涙

 

「人の生き死にを勝手にゲームにするなんて言語道断だ!」
そうか、バトルロワイヤルと言われて内容がわかる人にはいいけど、知らない人には勧めてはいけない類なのかな?
ただ、輝月はリセットできるゲームだと思っている。
陽輝は否定している。
けど、実際がどうなのかわからない。襲ってくる生徒がゾンビのようにありえない力で襲ってくること事態、現実ではないし、言葉が通じる「プレイヤー」とやらは彼ら以外にいない。
パンチョだかマントだか付きの、激しくスタイリッシュな制服とか、学舎だけでは時代背景も世界観もわからんからねぇ。

52度まで室温を上げられる密閉空間を作り出せる校舎、あるんだろうか?

 

陽輝、品行方正がメガネかけたような顔してますけど、彼はなんか爆弾抱えていそうです。
おや、BLか?というくらいの思い入れようだが、妙に依存している感じのほうが強いので謎の上級生シオンの存在が逆に陽輝の気持ちを揺さぶってますねぇ。
輝月にだけ手を貸し、輝月にだけ回復術が使える、謎すぎです。

 

して、さらにシオンの黒いやつまで出てきました。
わぁぁ、あなたはだあれ?
てか、輝月死んだ?
陽輝、どこ行くんだよ、一緒に行こうよぅ。

美形ばっかで霞むけど、友紀、ちゃんとついて来いよ。

 

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片雲さくら

ちっ

小バエを撃ち落としたら、ランデヴー中だった。
ち。

今日行こうとしてた面接、地図を見ようとサイト検索してたら2chに行きついてしまった。人に言えないものを売っている会社らしい。
なので面接やめる。
ち。
年4回のボーナスなんてやっぱ、そういうもんか。

ふてくされて漫画読み返す。
黄、久々に泣いたわ。
アマゾン売ってないのか、嘆かわしい。

森川久美

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片雲さくら

ななつのこ

評価:
加納 朋子
東京創元社
¥ 546
(1999-08)
読んでいる途中で腹が立ってきてしまいました
seven wonders in daily life
ほのかなノスタルジー

新刊コーナーで『ななつのこ』という本の表紙に惹かれてしまった駒子。ななつの短編小説の入ったその本を読み、駒子は生まれて初めてファンレターを書いた。身近に起こった小さなミステリーも添えて。短編集の中で、少し行動の遅い、弱虫と呼ばれる類の少年・はやてが<あやめさん>という女性に謎をといてもらうのだ。それを期待していたわけではないが、なんとファンレターの返信には駒子の綴ったミステリーにも謎解きがついていたのだった。
それから駒子は身近な謎があると、ファンレターに綴るようになった。
ある日、駒子はバス停で青年に会う。

 

なっはっはぁ。
北村薫の「円紫さんシリーズ」が好きな人は絶対好きでしょうね。
駒子さんは19歳。履歴書の資格の欄に司書と書きたくて、文学の勉強もしっかりしつつ、美術も天文も好き。毎日をゆかいにしてくれる友達もいて、ああ、二十歳前後のその瑞々しくも楽しくてくだらない、退屈でありながらもなにか毎日が新鮮な楽しい日々がそこにあってとっても嬉しい。

 

嬉しいのだが。
表紙から連想する「ほのぼの」感は、私はまったく感じなかった。むしろ解毒作用かな。
話はその短編集のひとつひとつに連動して、小さなミステリーを追っかけているわけだけど、正直その謎解きはあまり嬉しくない。
<あやめさん>の謎解きも結構えぐい。苦いと言えばいいのかよくわからないけど、その事実を知るくらいなら、「なんでだろう」と首をかしげながら過ごしたほうが、平和でいられるような気がした。
なんで、そこまで堂々と言い当てることができるのだろうという不信感も、ちょっとあったし。
「おいしい鶏肉でしたね」って言ったあとに「実はこれよ」って干からびたカエルの、手足と皮だけを見せられるような、私にはそう思えた。

 

バス停の青年は、「あら、どうしてこんなところで?」という出会いを何度か重ねます。これはやっぱりドキドキするじゃないですか。期待しますよ。ふふ。
なので、やっぱりラストは一番の苦さが残りましたかねぇ。
まぁ、そういうからくりでもいいんですけどね。いい人っぽいから。
空飛ぶ恐竜はたぶん、駒子のためにわざとやったんだろうなぁと思うと、「この〜」と肘でつつきたくなる青年じゃぁありませんか。

 

ミステリーといっても人が死んだり、怖い事件が起こったりするわけでもないので。
時にはえぐみの残ったままの野菜も食べたい気分になるときには、いいお話かな、と思うのでした。多分、次回から展開も変わってくるのだろうから、ね。

 

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片雲さくら

スカートまわる…

暑いですなぁ。
気がついたら夏ですなぁ。
冬のスーツは持ってないので、リクルートはしたくありませんなんて冗談こいてたら、夏をまたいでしまいました。
スカートってやせるとどうして、歩いている間にくるくるまわるんでしょうね。
私だけ?
そろそろスーツを買わないといかんのかもしれない…。

今年からレコーディングダイエットをやっているものの、やっぱり、脳トレの足しにしかならないような…。
「三日前の晩御飯ってなんだっけ?」
な感じ。
ま、でもほとんと毎日おんなじものしか食べてないので、そう大変でもないんだけどね。ばかばかしいので、合計を出さなくなりました。

ダイエット診断なるものがあるので、やってみた。
ダイエット診断結果
諦めが早いらしい(笑

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片雲さくら

ゆるキャラで〜(BlogPet)

片雲さくらの「ゆるキャラで〜」のまねしてかいてみるね

な♪ゆるキャラ人気コンテスト

*このエントリは、ブログペットの「獅子丸」が書きました。
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片雲さくら

ゆるキャラで〜

ななみちゃん。
アニメ彩雲国が終わってしまっても、なんとなく見てしまうケータイ大喜利。
こないだはジュニアさんの40前特番とともに連続でやってたので、なんとなく見てしまった。
板尾さん、ななみちゃんにえらい心酔しているようで笑えた。
アニメより実物(つかマスコット)のがかわいいってのは、そういえばそんなにいないけどね。
「ああ、あの茶色いの」
笑ったわぁ。

ああ、でもONちゃんは好きだったなぁ。「水曜どうでしょう」で中身を知ってしまったからさらにってのもあるけどね。



ユルきゃら。
夕張夫婦がさっきカンヌ国際広告祭でグランプリを取ったってニュースでやってた。
自虐ネタって世界共通なんですね。

07年に作られたそうな。
とうさんの目にくまができているところがいいっすね。

夕張の役所にいくと円満夫婦証明書というのを発行してくれるそうな♪



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片雲さくら

宮廷神官物語 渇きの王都は雨を待つ

評価:
榎田 ユウリ
角川グループパブリッシング
¥ 480
(2008-07-01)
韓流ファンタジー第三作目

麗虎国にも夏がやってきました。酷暑で作物はできず水も干上がり、貧しい人から死んでいく日々。だけど王様、暑いの苦手だからさぁ、大神官という重要なお方もお供に連れて避暑地に逃げるからさ、よしなに〜ってな感じであとを任されてしまった16歳の藍晶王子。他を見渡すとなるほど筆頭だろうけど、やっぱりそれでは面白くないというごうつく親族が、糞真面目すぎる神官もろとも、目の上のたんこぶ以上に邪魔くさい、ここらでえぐってみせましょうと、王子と鶏冠を陥れる作戦に出た。邪魔くさいことに、招かれざる客も隣国からやって来た。二人がたいへんだってときに、夏休みをお友達と満喫するはずだった天青がなんと誘拐されてしまいましたとな。これは大変! 天青がっていうより、おかあさんな鶏冠がね。

 

貧乏といっても地域によってそれは違いもありますからね。山村でひもじい思いをしてた天青だったが、都の水不足というのがどれだけのものかわからなかった。そこで、ヘタレ誘拐はそっちのけで、とりあえず困っている人のために頑張ろうというのはいい。
でもね、1、2日のことじゃないんだからさ、連絡くらいはしようよ。

 

天青を甘やかしているわけではない鶏冠だけど、いざとなると生命より大切。食事も通らないし、王子の命で宮廷を出るなと言われたって、そりゃ女装したって町へ出ますわ。
ってことで、今回は最初っから鶏冠がかわいそうなほど身をやつしているのに、無粋な企みに嵌められて、さらに飲まず食わずの人身御供ですね。「雨を降らせろ」とむちゃな注文までつけられて、それでも神官だからね、できるとは思ってないけど逃げるわけにはいきませんって、頑張っちゃいます。
図らずも泣いてしまいそうになりましたが、ま、「奇跡の子」がそこに居るなら舞台はやっぱりそっちにライトを当てるのかな、と、ちょっと萎みました。
別に天青がどうのっていうんじゃないけどね。トンビだったなと、私は思った。
さらに折よく、って、それもトンビじゃなくて実はカラスって聞いただけのような…ドラマチックにはいかないもんなのねぇ。

 

それはそれとして。もし曹鉄と逃げるってことになったとしたら、どうなってたのかなとかちょと、素敵な分かれ道がありましたね。幻水2だったらここでセーブして姉貴を助けるかどうかってところっすかね、…違う?

 

鶏冠と曹鉄の過去というか素性についても、ちょっと明かされました。むふふ、曹鉄…。

 

◆宮廷神官物語シリーズ レビューはこちら

 

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片雲さくら

間の楔

評価:
吉原 理恵子
徳間書店
¥ 660
(2009-03-27)
ひたすら面白いです!
イアソンの気品と冷酷さにゾクゾクします♪
評判に違わず。

「BL黎明期の古典的名作が、ついに連続刊行決定」
ということで、懐かしさに圧されて買ってみた。どうしてあの当時はまらなかったのだろう。周りがあんなに騒いでいたのに。

 

快楽都市ミダスの郊外、スラムの不良グループを仕切るリキは夜の街でカモを物色中、手痛いミスで捕まってしまう。捕えたのは中央都市のエリート人工体・金髪のイアソンだった。特殊階級の頂点に立つブロンディーとスラムの雑種、本来決して交わらないはずの二人の邂逅が、執拗に歪んだ愛と宿業の輪廻を紡ぎ始める。

 

クス。あらすじを自分で書けないときは、内容を把握してない証拠なんですが、そのまんまです。


都市だの階級だのグループだのにやたら名前が付けられているので、覚えられないんです。カタカナ弱いし(笑
文体が独特なんですよね、多分、当時も読めなかった理由ってのはこれかもしれない。
「それから。
たぶん。」
とか、句点が多すぎてストレートに言えば頭にくるんだわ。すごいインパクトとして、時々使われるのは別にいいんだけど、常にそれで文章が始まるってのはやっぱり駄目なんだわ。
そうね、ここで、「なるほど、面白い」という感性があれば、きっと今頃ケータイ小説にも違和感なく馴染めたのかもしれない、なんて、つまらんことも思ったりした。

 

それにしても、最初のシーンから「なしだなぁ」って感じでしたね。
マッパで縛られてる男を前に、うだうだ言える女って居るんだろうか。世界が違うとしても、同性としての動向が遠すぎるとBLといえどもやっぱり辛い。

 

そしてリキがなんだかわからん。やたら怒りを現すくせに、やってることが正反対。好きにしなされ、って感じ。というか、ほんとに不良グループのリーダーだったんでしょうか? 単なるアイドルとして祭り上げられてたような感じで、どうにも話に入りこめません。


カッツェとガイ。可哀想な人だな。
それだけ。

 

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片雲さくら

緋の纏

評価:
乾 みく
一迅社
¥ 580
(2009-04-25)
文句無し!
江戸火消の漢っぷりがいい
お薦め!

火事の中で退路がみえる不思議な少年・一進はわけあって身分を隠し、江戸火消のく組に世話になることに。精一郎と身分を偽っていたがあっさりバレて、纏い番の狐太郎に嫌われてしまう。いわくあって武士が嫌いらしい。
しかし、仕事を覚えていくうちにだんだん認められるようになり、狐太郎や、銀次、狗吉たちと仲良くなっていく。しかし、ある日一進の名を聞きにきた下人が水死体となって発見される。

 

火狩さんのブログ・狭間の広場で気になった漫画です。

 

絵がとてもきれいで、仕事が細かくてうっとりします。
が、ときどきなんだかわからない。なに怒ってるのかわからない。江戸っこ気質ってことですか? やたらみんな怒るので、ほぼみんな釣り目のときが多いので、みんな人相悪くも見えないでもないけど、多分、黙ってればみな美形。
コタこと狐太郎さん(裏表紙とってもセクシー)おこりっぽいけど、いい人です。
そして組頭の要(しの)さんも、ほぼ薬中って顔してますけどかっこいい。

 

しかし、頭が要に調べさせたこと、一進たちの目的、コタさんの過去、まるっとつながりそうで、あまり奥行を感じません。
もうちょっとひっかきまわしてくれると楽しいかもしれない。

 

コタと最後に出てきたガキんちょも「武士嫌い」って話だけど、一つの事件だけで、武士という集合体を嫌いになることはそうないと思うんだけどね、まだなんかあるのかなぁ。

 

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