◆小耳書房◆
片雲さくらの讀殺書店。
小説・漫画・ラノベ・BL、読書レビューを中心に、
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2008.07.22 Tuesday 20:01
彩雲国物語―はじまりの風は紅く (角川ビーンズ文庫)
といっても別に内容が薄いとか、軽いとかそういうわけではなくて。
彩雲国という国の物語。貴族クラスでありながらも貧乏なお姫様・紅秀麗は町で勉強や躾を教えたりとアルバイトを掛け持ちして、なんとか暮らしていた。そこへ飛び込んできた高額アルバイトに飛びついてしまう。
その内容とは政治にさっぱり興味を持ってくれない王様の教育係を主とした妃役。それはいきなり夫婦になってしまうってことですか? 「いいえ、彼は男色だから大丈夫です」
って話なんですがね。本好きの父様が給金もらい忘れてたりして貧乏だったりするんだけど、昔の内乱で、街の人々にも家財や庭の植物までも分け与えてしまったのも原因らしい。しかし、その父様と拾われてきてからずっと仲良く暮らしているという静蘭と3人でほそぼぞと暮らしていたらしい。
この二人がまた穏やかで非常にいい感じなんだか、曲者っぽい王様とやらもさらにいい。
こやつは母性本能ビンビンになるような、守ってやんなきゃなんないような男に見えるが実は…、で、昔流罪になった兄様に恋焦がれているがどうやら…、だったりといろいろと裏があって楽しい話でしたね。
なによりも、出てくる男がみんな信じられないくらい美形ぞろいなもんだから、それでいてそれぞれ長所と短所があってね、これまた楽しいわけさねぇ。ああ。ああ。
深夜にやっているアニメがね、もう展開がわかんなくって気になってしまったので、手に取ったのだけど、こんなに長いシリーズだとは…、どうしよう。揃えなくっちゃかしらね。
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