片雲さくら

真夜中の五分前 side-A (1) (新潮文庫 ほ 18-1)

評価:
本多 孝好
新潮社
¥ 420
(2007-06)
Amazonランキング: 158603位
完全ラブストーリー。「あれ? ミステリーのはずでは?」と思っていたら、SIDE Bから事件が起こる。

恋愛に疲れた女が羽根を休めるための、居心地のいい男。僕はそういう存在なんだ。と、その存在の位置付けについて満足しているわけではないけれど、特に異議もなく甘んじている主人公。仕事はできるほう。誰一人としてそりの合わない上司ともうまくやっている。大学出の小さな広告代理店の製作部。ほかの部署の課長からも引き抜きの声がかかったりするけれど、どうも同僚には嫌われている。面と向かって「嫌いだ」と言われてしまう男。だからってとくに傷ついたりもしない…。

ちょっと珍しいタイプの小説? キャラ? かしらと思った。(私がたぶん今まで読んだことないってだけだろうけど)
主人公の考えは凄く整然としていて、考え方とかセリフとか、性格とか好感が持てるし好きだと思うんだけど、なんだか寂しいというか、空しいというか、なんともいえない切なさを含んでいる。それはでも最後には明かされるわけだけど。
読ませる本だなぁと感心しました。一気に読めてしまいます。
恋愛と派閥というか先行き不安な会社内の対人関係と自分の将来と、暇な週末。社会人の人にはとても身近な話なのではないからしら。

まだSIDE Bを読み始めたばかりなので、なんともいえないけど。
Aでとてもいい感じで終わって輝かしい未来を創造して本を閉じたのに、Bでいきなり壊されミステリーになってるところがまた、私は好きですわ。
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Comment
HAR
2007/07/23 1:04 AM
>恋愛と派閥というか先行き不安な会社内の対人関係と自分の将来と、暇な週末

いやあこの辺共感できそうな
なんか設定や進め方が変わってますし 普段本読まない僕もこの夏読もうかと思ってるので チェックしとこ!

さくら
2007/07/23 2:58 PM
HARさん、コメントありがとうございます。

○○課長と○○さん、同じ課長でも見方が違うのは何故? とか、「ふうん」って思いましたよ。
参考にはならないだろうけど、いろいろ自分に置き換えるとどうだろうってのがあって面白かったですよ。

It comments.









    
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