片雲さくら

贖罪の奏鳴曲/中山 七里

弁護士・御子柴は雨の夜、死体を遺棄する。死体を調べた警察は、事件関係者として御子柴も調べるが彼はその時間法廷にいたという完璧なアリバイがあった。だが、刑事は彼の暗い過去を探り…。

 

弁護士がいきなり死体遺棄をして、しかも事務所に悪さされるほど恨まれ、実際会う人に対しても善人の欠片もないような悪っぽい存在の弁護士であることがわかるので、ちょっとげんなりするような気分で読み始めることになる。
彼の過去が明かされることになるとさらに嫌な気持ちになる。それでもなんとなく読めてしまうのが中山さんの本なのかもしれない。

 

猟奇殺人の経験があっても弁護士になれるってのはちょっとびっくりだ。
ってことは、黒に近いグレーな病をお持ちの方でもなれちゃうってことだ。そりゃ、そうかもしれない。なんでこんなヤツの弁護をするのか、理解できない、する気もないって犯罪者にも弁護士がついてたりするわけだし、人はそれぞれ主義主張があることもわかる。
そしてきっと私はクズだの下衆だのって評価が人より低いから数えきれないくらいいるから、真逆の意見を持つ人だっているのだろうってこともわかる。

 

彼は刑期を終え、贖罪としてその道を選び、たぶん、こういう私みたいな人の批判も覚悟で弁護士を続けるのだろうけど、でも、死体遺棄って犯罪じゃん? 罪の大小とかですか? 多少はしょうがないんですか? 救われる人が多少でもいれば何やってもいいのかしら? 
なんか、どう考えても読後ストンと落ちるものはなかった。

 

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