片雲さくら

ミミズクと夜の王/紅玉いづき

死にたがりの少女が魔物の棲む森へやってきた。額に焼き印、手足に鎖。美しき魔物に少女は言う。
「あたしのこと、食べてくれませんかぁ」
人間嫌いの魔物は去るよう命じるが、少女はさらにいう。
「あたし家畜だよー」 食われたいと願う少女はその森で過ごすが、森に迷い込んだ男により、魔物に囚われた少女がいると知らされた、出無精の聖騎士が救いに行く。

 

うーん。表紙が良いのと、読メで人気があったので買ってみたが、まぁ、この歳じゃ泣けないっつーか、私にはさっぱり…。
有川、若いんだなぁ…。

 

「美しい森に過酷な人生を送ってきた少女がやってきました」
みたいな。どういうふうに美しいのか、過酷とは、(家畜と呼ばれる暮らしぶりが)どんなものか、それは読者それぞれの補完でしかないところは、絶対的にズルイんじゃないかと思う。
なんの空想もしなければ、紙芝居の裏側を読んでいるだけのような感じ。描かれているものはさっぱりない虚無的な世界。
それがいいと思う人もいるだろうけどね。

 

でもきっと、この口調で初対面を堂々と切り抜けるってことは、少なからずも我を通す我儘っぷりか、バカでもOKな状態でいたのかって想像させるから、どうしても、机上の世界にしか見えない。

 

ちょっとばかり不幸だったら、誰何を問わずちょっとばかりの我儘は許されてもいいだろう? 結論もソレか、って思ってしまった。

 

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