◆小耳書房◆
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FLESH&BLOOD(9)/松岡なつき
評価:
![]() 松岡 なつき 徳間書店 ¥ 540 (2006-02-25) ![]() ![]() ![]() |
いよいよ逃れるチャンスを失い、スペイン領にやってきた海斗は、サンタ・クルズ候と会う。死を予言した異国・異教徒の少年を当然快く思うはずもなく、死神呼ばわりされる海斗。これから会うスペイン王を騙せるか、イギリスで騙った素生を書き直し、叩き込む。ここは唯一の保護者であるビセンテに守ってもらわないとならないが、彼に攫われなければ危険な目にあうこともなかったし、ジェフリーと引き裂かれることもなかったことを思うと、冷たい態度に出てしまう海斗。
イイイイイラストがない(涙
扉絵も表紙の加工で、かなりさびしいので星を減らしてみました。
一旦イギリスにもどるしかなかったジェフリー達だが、どうやらここで長期戦になってしまうのかと思うと、ますますさびしいし、そんな役にも立たないおっさんに、殴られてしまったジェフリーがカナシイ。
しかし、作戦はたった。ナイジェルの身が(いや貞操か?)、ちょっと心配な作戦ではあるが…。
ビセンテが唯一、援護してくれる人だとわかっていても、嘘も厭わないっていう海斗の気持ちに少し反感を持つのはビセンテファンだからか?
まぁそうよね。海斗にしてみれば、拷問を受けるかもしれないし、一歩、否一言間違うだけでも火炙りにされちゃうかもしれないオソロシイ国に連れてこられちゃったわけだからね。
でもでもでもさ。少なからずも頼りにするなら、少なからずの好意は見せんとうまくやっていけないものではないかと思うが、甘え上手な彼にはそんな計算はいらんのかな。
ビセンテが好きなので、海斗の心情にちょと不満な私であった。
歳サバよんでてよかったねと思う。演じるほどの嘘というのも頑張っていると思う。
ジェフリーがいるからこそのイギリスよりなんだろうと思うけど、両国王に謁見しての対応は、どちらかというとスペインのほうが大らかよね。まだ敵が現れてないだけかもしれんが。
それにしても、海斗は両親に対しかなり鬱屈した反感を持っているようだが、英才教育の賜物ではないかと思うのだ。
スティングをピアノで弾き語り? 多才どころの話じゃないって。
◆FLESH & BLOODシリーズ レビュー
- FLESH & BLOOD 1
- FLESH & BLOOD 2
- FLESH & BLOOD 3
- FLESH & BLOOD 4
- FLESH & BLOOD 5
- FLESH & BLOOD 6
- FLESH & BLOOD 7
- FLESH & BLOOD 8
2010/02/20 12:24 PM
あぁ、同感です…
やっぱりビセンテ贔屓だとこの展開は悲しいですよね。スペインに無理やり連れて来られて恐ろしいのは分かるけど、ビセンテだけは信じてあげて!とも思います。
イラスト、減ってくるのが寂しいですよね。
何気に口絵ページとかも楽しみにしているので(><)
彩さんの絵も大好きですが、ビセンテの柔らかい表情は雪舟さんの方が好きです。
また次の巻のレビューも楽しみに待っていますね!
もう少しで新刊が発売で、もう今からワクワクです〜♪
2010/02/20 8:16 PM
レス遅れましてすみません。
そうなんですよ〜、読む前にイラストチェックする私は、ちょっと目を疑いました。
交代された方もかなり麗しい絵を描かれますけど、
服の装飾の細かさだの、ナイジェルへの愛だの、
楽しませてもらいましたから、やっぱりさびしいですね。
ぜひ再読してくださいなぁ。もうすぐ新刊も出るし☆
同人9冊、いいですねぇ。
私も久々に海の近くまで買いに行きたくなっちゃいますよ(^^;
移転のお知らせありがとうございます〜
後ほどお邪魔させていただきますね☆
2010/02/20 8:41 PM
ビセンテファンだからなのかなぁ、なんかねー。
やたらビセンテには辛辣な気がしますわ、
あんだけ好き勝手に泣きじゃくってた子が。
甘え上手な子が。
>ビセンテだけは信じてあげて!
ねっ!!!
ビセンテの乱れる髪だの、マントの靡き方だの、
ホント、細かいところまできれいですよねぇ。
もうすぐ新刊ですね。
展開が楽しみですね。ってか、間に合うか、私!?
2010/02/18 8:42 AM
そっか、このあたりからイラストが激減するんですね・・・。
寂しいですよね、ほんと。
もう既にレーターさんは交代なさってますけど、私の中でのビセンテは未だに雪舟さんの絵です(笑)
さくらさんレビュのおかげで再読熱が高まってますが、その前に地道に買いそろえてる同人誌(確か9冊くらい?)も読まなくてはいけません(笑)
あと、ワタクシごとで恐縮ですが、ブログを移転いたしますので、今後はそちらにお願いいたします〜。