退官した警部補は妻を亡くしていた。気遣って世話をしてくれていた看護師が連続猟奇殺人の被害者となり、ショックを受ける彼だったが、似すぎている妹が、犯人を誘き出すため話を持ちかける。
息子の行動がおかしい。世間を騒がせている殺人犯なのではないかと思った母親は息子の部屋を漁っているうちにゴミ箱の中から、信じられないものを見つけてしまう。
愛の形と、愛すべき女性というものを知った稔は、「長く愛する」ために経験を重ねるごとに持続する方法を考え出し、実行する。
エピローグから始まる、事件の真相と幕引きへのイコールが最後の最後までわかならいという点では面白い作品。
麻耶雄嵩がリスペクトしている作家さんなので、いつか読んでみようと思ってた作家さん。いきなり「エピローグ」から始まることで、「あいにくの雨で」の構成がああなっていたことに成程! と思った。
これは結論を先に明かしたところで、絶対的なミスリードに自信をのぞかせている証拠でしょうと思うと、逐一、細かく読み込みますよね。
いや、それにしてもグロキモです。
ついこないだ読んだばかりの「カエル男」といい勝負です。
どんでん返しがミステリーの中では、もう当たり前のようになっているけど、ここまでして必要な要素なのかとちょっと疑問に思ったり。
雅子はうんざりするほど、思春期の息子の行動をゴミ箱を漁ってでも探っている。事件を匂わせるブツまで見つけて、悲劇のヒロインよろしく猟奇殺人鬼が我が息子だなんてとパニクってたりするけど、結論が見えた時、「じゃ、息子の部屋のアレはなんだったのか?」「8ミリビデオを息子の部屋で見てたのは誰なのか?」とか考える。
息子も雅子と同じくらいに、同じように探っていたということなのか?
そしてまた、これほどキモいヤツが責任能力ありとするなら、雅子のほうがオカシイということか?
理解しがたいものに一線を引き、自分はこうじゃないと安心するという心理に、『カエル男』で納得してしまっただけに、標題で「病」としておきながら否定するなら、いまいち納得できない。
飛び込んできた息子を、知らない男としてぶっ殺してるんだよね?
つか、ヤってる最中に飛び込んでこれるようなホテルって青山・六本木にあるの?
どんでん返しにすることで、理路整然としていた確信が崩されることって、零れおちるものをしっかり受け止めてくれないと、消化不良なだけですね。












![黒執事 II 1 【完全生産限定版】 [DVD]](http://ec2.images-amazon.com/images/I/511KfgdPuBL._AA300_.jpg)
![音楽舞闘会「黒執事」-その執事、友好- [DVD]](http://images.amazon.com/images/P/B002IMGOEE.09._OU09_SCMZZZZZZZ_.jpg)









![[泡盛倶楽部]](http://www.awamoriya.com/image/logo/banner_awamori.gif)























![act IV(初回生産限定盤) [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61siCc-oJDL._SL160_.jpg)



















![FLAME VEIN [+1]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41HPZARCM9L._SL160_.jpg)




























